...それには前ほどな充実した真実味が漂つてゐなくなつた...
有島武郎 「An Incident」
...この二つの道を行き尽くしてこそ充実した人生は味わわれるのではないか...
有島武郎 「二つの道」
...たとい形式的にしても(何となればクローチェは決してさっき云ったような認識論の充実した意味を知ってはいないから)...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...充実した力で盛り上ってる腹が見て取られて...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...女としての充実した喜びが海の潮のように迫るを感ぜずにはいられません...
中里介山 「大菩薩峠」
......
槇本楠郎 「さらわれた兄よ」
...かくのごとく必要なる材料をもって充実したる歌は実に少(すくな)く候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...父と私との実に充実した情愛を包む各瞬間をして益光彩あり透明不壊であるように生きましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかも静かに充実した精神の活動が室に満ちて居り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...充実した時間を送って居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(c)純粋で充実した生活の模範というものはきわめて少ない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まぶしかった夏の充実した日射しは消え...
山川方夫 「暑くない夏」
...しかも若さと力の充実した裸躰を見たことはなかった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...充実した陶酔を味わった...
山本周五郎 「薊」
...できるだけ充実した生きかた...
山本周五郎 「桑の木物語」
...充実した生活ができるか...
山本周五郎 「山彦乙女」
...はるかに緊張充実したものだから面白いではないか……と言ったとて...
夢野久作 「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」
...彼は充実したものを持ち過ぎて来たようで...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索
