...本郷(ほんがう)や神田(かんだ)の古本屋(ふるほんや)でよく見受けられる――は底本(ていほん)としたバラク(Bulak)版が元々省略の多いものであり...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...元々欧洲の旧い諸大学は封建的(乃至又宗教的)旧制度の必要を充すべく出来上ったのが多いのであるが(例えばオックスフォード・ソルボンヌなど)...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...元々本草家で武士ではありませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...元々自分の子でないお信に對する愛着が薄かつた上に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...元々は同じ基盤の上にあるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...六分で元々の計算...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...リード夫人が私の元々の保護者であるから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...元々、目明しや捕手などは、武芸をほこる武芸者ではありませんから、どう穢(きたな)い逃げ方をしようが、逆トンボを打とうが、要は、怪我(けが)をしないに限ります...
吉川英治 「江戸三国志」
...五郎には元々からふしぎだった...
吉川英治 「私本太平記」
...出雲の塩冶(えんや)は元々佐々木一族だし...
吉川英治 「私本太平記」
...わしは元々そうあって欲しかったのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...元々、この王婆たるや、ひと筋縄の婆ではない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...元々浅からぬ旧縁の仲だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...元々これが彼らの素志でもない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...元々、作家生活に入るなどは、夢にも思っていなかったんです...
吉川英治 「親鸞の水脈」
...元々、自分の剣というものは、師について、法則的な修行を受けたものでないだけに、彼には、自分の力がどの程度のものか、自分ではよく分っていなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...元々、曠野で育った自然児である...
吉川英治 「宮本武蔵」
...おまえ達は、元々、兄弟弟子(でし)ではないか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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