...彼の態度は儼然としていた...
...儼然たる存在感を放つ彼女に、周りの人々は敬意を払った...
...儼然とした静けさが漂う部屋に、ほんのりとした香りが流れていた...
...彼の言葉には、儼然とした自信が感じられた...
...彼は儼然とした表情で、静かに私を見つめていた...
...眼にはみえねども儼然(げんぜん)として...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...儼然として輝いています...
高神覚昇 「般若心経講義」
...お婆さんの儼然たる態度に圧倒されて...
太宰治 「お伽草紙」
...その見込みは儼然(げんぜん)としてあるんだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「富籤」
...將軍さはれ儼然と誡め...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一の儼然として出來上つたものがあると致しまして...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其二)」
...それに対して儼然と答へた時の長老の姿...
長與善郎 「青銅の基督」
...主體そのものが儼然として存立せねばならず...
波多野精一 「時と永遠」
...儼然として一媼のごときなり...
南方熊楠 「十二支考」
...儼然不改旧霜髭...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...富田に馳走をせいと儼然(げんぜん)として御託宣があるのだ...
森鴎外 「独身」
...ちょっと見た娘の一目は儼然(げんぜん)として言われた父の厳命より剛勢だ...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...しかも儼然(げんぜん)として私に命令している...
夢野久作 「暗黒公使」
...儼然(げんぜん)たる事実に相違ないのです...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一個の偉丈夫が儼然と立っていて...
吉川英治 「三国志」
...その人以上の何ものかの力が人をうごかしているという儼然(げんぜん)たる宇宙の理は...
吉川英治 「新書太閤記」
...事変の前には、あの小づくりな上に、のろりとした風貌(ふうぼう)で、無能家老だの、昼行燈(ひるあんどん)などと云われていた内蔵助――又事変後には、祇園や伏見で豪奢(ごうしゃ)三昧(まい)の態(てい)を見せたり、そうかと思うと疾風迅雷に最後の目的に向い、儼然と、討入の事実を示して、天下を震駭(しんがい)させている彼でもある...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...彼は儼然(げんぜん)としている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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