...看守さんたちは眠いのを辛抱して以前にも増して働きましたが...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...そして其の主張が文藝上に働き得るところの正當なる範圍を承認すると共に...
石川啄木 「硝子窓」
...魔睡薬(ますいやく)の働きもこれと同じく...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...此方から働きかけられることを望んでいるのなら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...一生懸命に働いてこの失つた身上をとりもどす事を決心しまして夫と共に毎日未明から日沒迄働きました...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...働きかたがずるくて...
豊島与志雄 「山吹の花」
...話してくれ、八」「そう覚悟を決められちゃ、気の毒で口が切れねえ」「贅沢を言うな」「実は、親分」八五郎の話は念入りに詳しいものでしたが、簡単に言うと、お勇は珍しい美人で、向柳原中の男の切れっ端が、一人として思いをかけないものはあるまいと言われましたが、中でも執拗に付き纏(まと)ったのは、同じ町内の糊売り婆アの二階を借りて住む御家人(ごけにん)崩れの遠藤左馬太、紙問屋で神田で指折の物持ち佐原屋の倅(せがれ)茂吉、もう一人は、向柳原切ってのノラクラ者、博奕(ばくち)も、喧嘩(けんか)も、火事場の働きも、釣も、網も、将棋も、およそ飯の足しにならない事なら、なんでも百人並に優れた才能と腕を持っていようという、お先棒の三次でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は二度も戸締りを見てから休みましたよ」三十がらみの働きものらしいお大は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...其処にあった女物の半纒を着せてもらったのだろう」平次の理智は冷たく働き出します...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎の気の働きでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...働きたべるための月日をおくりました...
林芙美子 「文学的自叙伝」
...女中は下働きのお国さんと上女中のお糸さん二人...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...屡々私を小間使ひの下働きのやうに...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...むしろ船の中にのこつて味方の眼醒しい働き振りを遥かに見物された方が好からうといふ説もありましたが...
牧野信一 「船の中の鼠」
...筑波党に参加してえらい働きをしたのだから...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...どのようにして動物の内部のかくれた働きを認識するというのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...働きもせずぐちをいってるなんて馬鹿なことだ...
吉川英治 「親鸞」
...一乗寺下り松のお働きを伝え聞いて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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