...いくら傲然としていても...
芥川龍之介 「河童」
...けれども口調(くちょう)だけは相不変(あいかわらず)傲然と...
芥川龍之介 「路上」
...傲然として最も大きい恐怖の上に立つてゐるのです...
有島武郎 「水野仙子氏の作品について」
...貴下に分っていたら、是非教えて貰いたいのだが……」そこで僕は、さっき彼が僕にして見せたと同じように、傲然として、彼の頭から吾が耳をぎ取ったのである...
海野十三 「深夜の市長」
...傲然と頭をもたげた...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...見ておく価値(ねうち)がありますよ』傲然とそう云い放ってから...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「自責」
...常に傲然として思想上の治外法權を維持せり侯或は此未開國を征服するの野心ありとせむされど侯は果して善良なる君主たるを得る乎伊藤侯と大隈伯とは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...傲然と一人うなずいた頃...
豊島与志雄 「電車停留場」
...傲然と頭をふって自分の意志をつたえてから...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...一応の届出に対して、直ちに相当の会釈あるべきものと信じていた小役人が、ほかならぬ新撰組の隊長に向って逆捻(さかね)じとは意外千万、近藤勇は、傲然として、「拙者は無礼討ちの届出に来たものでござる、貴殿の取調べを受けるために出頭したものではござらぬ、取調べの廉(かど)があらば会津侯へ申し伝えられい」と言い捨てて、さっさと立帰ってしまった...
中里介山 「大菩薩峠」
...傲然としてこれに応対し得る強権の人...
中里介山 「大菩薩峠」
...傲然として引揚げるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...安普請のくせに傲然と他の二角を見下してゐる...
長谷川時雨 「夏の夜」
...いきなり男の前に傲然と立ちはだかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...」稍傲然と答へた悟空は...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...言下に傲然としてかう云ひ放つた...
正岡容 「東京万花鏡」
...傲然と腰掛けて控えていた...
正岡容 「寄席」
...相変らず傲然と突立っているのであった...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「青蠅」
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