...個性の自由なる實現に對する他律的規範として民族的特質との一致が要求さるるとき民族主義とは畢竟過去の史實を模倣する要求である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...我等は如何なる意味に於いても此の如き僞善者を模倣す可き義務を負ふことが出來ない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...即ち他を咎(とが)めてその顰(ひそ)みに倣(なら)うの流義で...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...他の文芸に倣(なら)うに便宜なものであるかどうかという事をも考えないで...
高浜虚子 「俳句への道」
...そして字体は王羲之に倣ったという話であったが...
中谷宇吉郎 「字の書き方」
...親父に倣(なろ)うて...
火野葦平 「花と龍」
...帰つてから実に巧みにあれの模倣をしたぜ……あの男の科白も――」私達は...
牧野信一 「素書」
...フランス革命に倣い...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...自己が自己を模倣するところから習慣が作られてくる...
三木清 「人生論ノート」
...それはこちら側〔ヨーロッパ〕のすべての異教徒の間に模倣によってある程度浸み込んだばかりでなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まして反復とか模倣とかという意味ではない...
柳宗悦 「工藝の道」
...人々はまた高麗の陶磁器を宋窯の模倣であるという...
柳宗悦 「民藝四十年」
...また必ずしも外国から模倣したのではなくとも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...模倣と採択との岐(わか)れ目(め)もまた爰(ここ)にあった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...幼い人たちが模倣を始めたより更に以前を想像してみると...
柳田国男 「山の人生」
...平安朝以後の文学では男子が皆女の小説を手本にしてそれを模倣して及ばざる事を愧(は)じております...
与謝野晶子 「産屋物語」
...崇徳(すとく)の例に倣(なら)うとして...
吉川英治 「私本太平記」
...彼に倣(なら)って...
吉川英治 「新書太閤記」
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