...固有名詞は、其語源的の意義を離れて、考うるときは、素より釈義の範囲以外に属すと雖も、そが文章中に挿入せられたる場合に於ては、時としては、個々の文字に、特別の意義を与うるの力あり...
高木敏雄 「比較神話学」
...あくまで個々の実存的主体に対して自覚せられる媒介事態であるのみならず...
田辺元 「メメント モリ」
...原子の構造とその性能に関してわれわれは個々のエネルギー水準の考えを導入した...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...組織的に――個々の場合々々を云うのではない――一定の真理形態を取る...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...この個々の事物を取り扱う限りの自然科学は...
戸坂潤 「科学方法論」
...或いは個々現象の観察では必要な観察が行なわれない場合(例えば失業人口の推定の如き)...
戸坂潤 「科学論」
...爾来二カ月政府は個々の処置をとれるも...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...方々の個々の海を肉眼で見たがる...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...若し國民が個々に自覺して社會の根本思想を改革しない限りには...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...この場合の粉雪は必ずしも結晶が個々の状態で降っているものとは限らない...
中谷宇吉郎 「粉雪」
...個々の世界は個々の中心を因果(いんが)の交叉点に据えて分相応の円周を右に劃(かく)し左に劃す...
夏目漱石 「虞美人草」
...詩の個々の原語や逐字訳的の詩想でなくして...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...後に被告の尋問をやっているうち個々の公訴事実とその理由とがはっきりと浮び上がるか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...全ての個々の実例において大いに意識されているので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...必ずしもその個々の和に等しい価値にはならないからね...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...これを離(はな)せば個々に分かれる...
牧野富太郎 「植物知識」
...もちろん史觀は個々の科學的研究によつて影響され...
三木清 「歴史哲學」
...そういう個々の具体的状態において...
宮本百合子 「ある回想から」
便利!手書き漢字入力検索
- 振付師の青山テルマさん: 第1子となる男児を出産したことを報告 🎤
- 野球選手の山本由伸さん: ヤンキース戦で4安打2失点の完投勝利を挙げ、チームの救援陣温存に貢献した。🙌
- 歌手の山田涼介さん: 大河ドラマ初出演で豊臣秀次を演じる。🎬
