...しかも平氏は独り、公卿の反抗を招きたるのみならず、王荊公に髣髴たる学究的政治家、信西入道が、袞竜の御衣に隠れたる黒衣の宰相として、屡謀を帷幄の中にめぐらししより以来、寒微の出を以て朝栄を誇としたる院の近臣も亦、平氏に対する恐るべき勁敵なりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...しかも、彼等の密邇し奉れる後白河法皇は、入道信西をして、「反臣側にあるをも知ろしめさず...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...信西入道に劣る遠きにせよ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...西洋人の迷信西洋人中にも迷信者はなはだ多し...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...信西入道の藏書目...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...少納言信西(しんぜい)入道の私邸を訪う...
吉川英治 「随筆 新平家」
...信西の肚(はら)には...
吉川英治 「随筆 新平家」
...自己の野望の設計を変えるような信西でもなかったのであります...
吉川英治 「随筆 新平家」
...少納言信西入道の独裁振りやら...
吉川英治 「随筆 新平家」
...藤原信西入道(しんぜいにゅうどう)が...
吉川英治 「随筆 新平家」
...信西入道にたいし...
吉川英治 「随筆 新平家」
...彼らが敵としていた信西入道(しんぜいにゅうどう)にも運命は何も幸(さいわ)いしない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...少納言信西でも、朱鼻(あけはな)の伴卜(ばんぼく)でも、悪左府でも、以後の悪党らしいやつも、末路へ来ると皆いつのまにか、憎めない人間みたいになってしまう...
吉川英治 「随筆 新平家」
...――西行、文覚、池ノ尼、待賢門院、信西、為義、妓王妓女と仏御前――なお先々には小督の局、康頼の出家、滝口と横笛の出家、維盛(これもり)の出家、建礼門院の出家など、かず限りもない人々を見る...
吉川英治 「随筆 新平家」
...信西(しんぜい)入道などから見たら義朝などはお人のよい乗(の)せ易(やす)い人物だろうし...
吉川英治 「源頼朝」
...仮借(かしゃく)もあわれもなく斬殺した信西どのの終りはどうでしたか...
吉川英治 「源頼朝」
...亡くなられたご実子の思い出やら、頼朝の事やら、話されたり訊かれたり、よくよくとみえて掻(か)き口説(くど)いておられました」「清盛を、無情者よと、恨んでおいでられたろうな」「お口には出されませぬが」「――重盛」「は」「前の合戦――保元(ほうげん)の乱の後では、信西入道には、ずいぶん思いきって、日頃の政敵や残党どもを狩って、斬り尽したな...
吉川英治 「源頼朝」
...信西入道からいつとなく人心が離れたのは余りに果断剛毅にすぎて、そこに涙というものが少しもなかったからでしょう」「うむむ」「今度の合戦では、信西入道こそと、憎しみの的(まと)にされ、西洞院(にしのとういん)のやしきも真っ先に火を放(つ)けられて、逃ぐるを追われ、源光泰(みなもとのみつやす)のために、田原の野辺で非業(ひごう)な最期をとげてしまいました...
吉川英治 「源頼朝」
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