「俗」の意味
世間一般の風習や習慣
小説での「俗」の使い方
...風俗のほかに種々雑多の事項を混入せざるにあらず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...「良風俗」とマッチする作家とは...
太宰治 「如是我聞」
...つまらなく新聞の通俗ものなどを書いてゐるからではないか...
田山録弥 「雑事」
...葉子は初め酒田あたりの風俗や...
徳田秋声 「仮装人物」
...習俗と共に固定した道徳律に対立して...
戸坂潤 「思想としての文学」
...私は低俗なものとして軽蔑する...
豊島与志雄 「今日の条件」
...もっとも通俗な話ばかりした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...すなわち俗才とか...
新渡戸稲造 「自警録」
...あまりに日本人的な卑俗感とデモクラシイとで...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...しかるに自然的生が飽くまでも主體の基本的性格をなす現實的世俗的生においては...
波多野精一 「時と永遠」
...頭の加減でも悪いんじゃないのか」俗説に耳を藉(か)すな...
久生十蘭 「キャラコさん」
...俗人は申すに及ばず...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...俗にこれを姫といふ...
正岡子規 「四百年後の東京」
...無受如兄俗客汚、自笑吾家痴子輩...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一揆の僧俗(そうぞく)は七万をこえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...交会はよろしく俗ならざる所をえらんで相楽しみましょう...
吉川英治 「新書太閤記」
...俗才(ぞくさい)に長(た)けた官僚臭の男――といったのは...
吉川英治 「源頼朝」
...俗に「痩セ型、中背」というあの通りなタイプで、左の眉の中に大きな黒子があり、頑固な士族あがりの父親とも、このぼくとも、似ている風はどこにもない...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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