...彼女は俄然勉強に打ち込んでいる...
...この映画は俄然面白かった...
...彼のビジネスの方針には、俄然賛同できるものがある...
...俄然彼のファンになった...
...彼は俄然取り掛かって、すぐに仕事を完成させた...
......
芥川龍之介 「廿年後之戦争」
...そこで事件は俄然(がぜん)複雑な雲行きとなって...
海野十三 「キド効果」
...夫が俄然(がぜん)息を詰めて階下の茶の間に注意を凝らし始めたらしく思われる...
谷崎潤一郎 「鍵」
...叱(しか)られると俄然(がぜん)気の毒なくらい萎(しお)れてしまうのが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...わが国百工の興隆するあたかも霜雪に圧せられたる草卉(そうき)が春風に逢うて俄然(がぜん)としてその芽を発するがごとく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...俄然として醒(さ)めて...
中里介山 「大菩薩峠」
...私はその合間を見ては、仕事を進めたが、枯枝は俄然、見ちがえるばかり動勢を変えて、みな上向きになり、とくに尖端を空ざまに反転しているのである...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...俄然(がぜん)景観が一変して...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...俄然活況を呈して来た...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...多くの焼芋(やきいも)屋が俄然として氷水(こほりみづ)屋に変化するとき...
夏目漱石 「それから」
...八月二十六日(日曜)今日は俄然涼しくなった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ただ「御落胤出現」なる一事を以て俄然(がぜん)いろめき立ったものだろう...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...彼女は私の病院に雇われてから一週間と経たぬうちに俄然として見違えるような美少女となって...
夢野久作 「少女地獄」
...俄然(がぜん)として勢力(せいりよく)をもたげ出した...
横光利一 「美しい家」
...裁きの白洲は、俄然、前代未聞(ぜんだいみもん)な異観を呈した...
吉川英治 「大岡越前」
...兵の死傷は夥(おびただ)しい数にのぼるし――城内城下の輿論(よろん)は俄然...
吉川英治 「新書太閤記」
...戦後、久しい蟄伏期(ちっぷくき)を脱し、俄然、その鋭角を政治面に現わして来たものです...
吉川英治 「随筆 新平家」
...酔えば俄然又八は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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