...しかしその底に潜んでいるのは妙に侘(わび)しい心もちだった...
芥川龍之介 「年末の一日」
...此のような場所で女と寝るのも侘(わび)しく...
梅崎春生 「桜島」
...ときどき侘(わ)びしくふらと家を出て...
太宰治 「鴎」
...侘(わび)しかった...
徳田秋声 「黴」
...若干の東洋文人風な拗(す)ねた侘(わ)びしさを加味した・極めて(今から考えれば)うじうじといじけた活(い)き方である...
中島敦 「狼疾記」
...没落した情緒への侘しい追懐を感じさせる...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...その侘しい歌こそは...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...侘しくなつて來る...
林芙美子 「あひびき」
...半年の情熱をかたむけて訳したその人の気持ちはこれまた侘しすぎる以上だろう...
林芙美子 「魚の序文」
...*(七月×日)胸に凍(しみ)るような侘(わび)しさだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...駿河臺(するがだい)への路(みち)なれば茂(しげ)れる森(もり)の木(こ)のした暗侘(やみわび)しけれど...
樋口一葉 「十三夜」
...伊豆の侘住居に帰つた...
平出修 「計画」
...五十五調の句およぐ時よるべなきさまの蛙かなおもかげもかはらけ/\年の市秋雨や水底の草を蹈み渉(わた)る茯苓(ぶくりゃう)は伏かくれ松露(しょうろ)はあらはれぬ侘禅師乾鮭(からざけ)に白頭の吟を彫(ゑる)五七六調...
正岡子規 「俳人蕪村」
...永(なが)の年月自分を押し籠めた牢屋の壁か何かのやうに侘しく見えた...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...ひとりぼんやりと泥溝(どぶ)の水面ばかり眺め暮していた侘しさを思い出した...
横光利一 「上海」
...侘(わび)しい限りでの』こう話し込まれては...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...背景を成す沸き立つような半ば光輝を帯びた雲は、曖昧で希薄な、地球を遥かに離れた<彼方であること>(*14)を暗示する言語に絶した何かを抱き、遥かな距離を、全き孤絶を、侘しい荒廃を、足を踏み入れることも測鉛を投ずることも叶わぬこの南の世界の悠遠の死を、ぞっとする程に思い起こさせた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...月の吐息か 仄かな調(しらべ)は闇をば流れ来て侘(わび)しいこの身の悶(もだ)ゆる心に 響け 調よ...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の大谷翔平さん: 怪我で3試合連続欠場 ⚾
- 野球選手の石井大智さん: 左アキレス腱断裂から復活し、51試合連続無失点を達成🔥
- 野球選手の村上宗隆さん: 新人として初のシーズン30号本塁打を記録 ⚾
