...いささかたりとも軽佻(けいちょう)...
泉鏡花 「薄紅梅」
...佻々(かるがる)しくは他出(そとで)もしたまはず...
巌谷小波 「こがね丸」
...何の学説とか誰の主義とか紹介者のある毎に約六ヶ月づつ之を循環崇拝する如き軽佻な態度は全く跡を絶つて静に...
丘浅次郎 「疑ひの教育」
...この心持はわざと軽佻(けいてう)...
田山録弥 「現代と旋廻軸」
...フンと言つてすました顔をして、もしくは、軽佻と人に言はれて、『軽佻も結構さ...
田山録弥 「現代と旋廻軸」
...「ソフィスト」には一般に余程不眞面目な、輕佻な調がある...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...又は輕佻で不眞面目な青年若くば俗衆の意に投ぜんとするといふ樣な陋劣な傾向が伴うて居ることも否定すべからざる事實であらうと思ふ...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...内閣は常に軽佻驕傲にして責任を顧みず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...クリストフは幼年の残酷な軽佻(けいちょう)さで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女は軽佻(けいちょう)であり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その軽佻(けいちょう)な二人の子供は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お萬に乘り換へた民彌の輕佻さが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...フランス人の儚(はか)ない言葉は軽佻な洒落となってパッと輝くと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...軽佻(けいちょう)至極なことである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...巧みにその市民たちを軽佻と淫らな楽しみから遠ざけたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...軽佻(けいちょう)の風を悦(よろこ)び...
柳田国男 「木綿以前の事」
...巴里(パリイ)の女は軽佻(けいてう)で無智で執着に乏し相(さう)であるが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...徒らに尖端を狙つた輕佻浮薄ばかりを全部としてゐたら...
吉川英治 「折々の記」
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