...少年はこの店の前に佇(たたず)んだまま...
芥川龍之介 「浅草公園」
...この城の門には兵卒が一人銃を持って佇んでいる...
芥川龍之介 「浅草公園」
...敷居のうえに佇立(ちょりつ)すると...
太宰治 「玩具」
...女王のごとくに冷然とし厳然としてさっきのままの姿で佇んでいる妻の前へ戻って来たかは...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...浜辺に人一人佇(たたず)んでいる気配もなかったのであった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この真冬の夜半に寒風に身を曝(さら)して女の家の窓の下に佇みながら家へ入って行くこともならぬ...
近松秋江 「霜凍る宵」
...その仕事を長谷川が通りがかりに佇んで眺めていると...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...変だなと思って佇んだ時...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...宗助(そうすけ)は二人(ふたり)で門(もん)の前(まへ)に佇(たゝず)んでゐる時(とき)...
夏目漱石 「門」
...彼(かれ)自身(じしん)は長(なが)く門外(もんぐわい)に佇立(たゝず)むべき運命(うんめい)をもつて生(うま)れて來(き)たものらしかつた...
夏目漱石 「門」
...丈の高いフロックスの花のまはりを飛んでゐる一匹の蝶を見つめ出してゐるのか?(「新詩集」第一卷)詩人はその婦人の古い墓の前にいくたびか佇んだと見える...
堀辰雄 「或外國の公園で」
...相手はその怒号に射すくんでその場に佇立(ちょりつ)した...
本庄陸男 「石狩川」
...声なくして静かに佇(たたず)む悲母の観音は貴方がたの愛した姿であった...
柳宗悦 「民藝四十年」
...私はちょうど予期していたかのようにギクンとして立ち佇まった...
夢野久作 「少女地獄」
...青白い栗の花が咲いている厩(うまや)の横に佇(たたず)んで...
吉川英治 「剣の四君子」
...さも徒然(つれづれ)らしく佇(たたず)んでいる良人の姿を...
吉川英治 「私本太平記」
...ここに佇(た)って観(み)ると...
吉川英治 「新書太閤記」
...総理大臣が勲記と黒塗の箱とを各受章者へ手渡す一卓をおいて佇立(ちょりつ)するわけ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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