...これが永遠の喋り仕舞いとなるという意味かしら...
海野十三 「蠅男」
...そおっとナイフをハンケチに包むようにしてポケットへ仕舞い込み...
大阪圭吉 「白妖」
...こっそり赤い文箱に仕舞い込みました...
太宰治 「虚構の春」
...富士の山仕舞いの日に木花咲耶姫(このはなさくやひめ)へお礼のために...
太宰治 「服装に就いて」
...「たんに難民が救済を受けず仕舞いになったり...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...九州の武雄温泉(たけおおんせん)で迎えた明治三十年の正月と南欧のナポリで遭った明治四十三年の正月とこの二つの旅中の正月の記憶がどういう訳か私の頭の中で不思議な聯想の糸につながれて仕舞い込まれている...
寺田寅彦 「二つの正月」
...やがて彼はパレットを仕舞い...
徳田秋声 「縮図」
...大部分はそのままに枯れて仕舞い...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
...お仕舞いには心から貴方を愛するようになってしまったワ...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...お勢から借りた手拭を畳んで懐に仕舞い込んだまま...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...興行物は大概暮れ酉刻(むつ)(六時)でお仕舞いになり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...全く嫌になって仕舞いましたワ...
野村胡堂 「流行作家の死」
...これほど時間をかけた者はあるまいと思われるくらい身仕舞いに手間どった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...極度の亢奮の後に来る不思議に沈んだ気持が私の体のどこかにやがて命も取って仕舞いそうな大穴をあけた様に感じてさえ居た...
宮本百合子 「悲しめる心」
...幾個(いくつ)も仕舞い込んだ革のサックを...
夢野久作 「一足お先に」
...ついに聞えず仕舞いであった...
吉川英治 「私本太平記」
...もうお仕舞いかと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その仕舞い船がここを離れたのはつい今し方で...
吉川英治 「宮本武蔵」
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