...仍且(やはり)郷里(くに)の事を思ひながら主家に歸つた...
石川啄木 「天鵞絨」
...仍不顧愚才短慮如此候以上...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...仍リテ本願ハ特許法第一条ニ該当セザルモノト認ム』と...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...仍リテ本願ハ其ノ出願以前ニ於テ...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...後日のため一札(さつ)仍(よつて)而如件(くだんのごとし)...
薄田泣菫 「茶話」
...仍化二生於石紐山一...
高木敏雄 「比較神話学」
...仍つて将軍家御対面有り...
太宰治 「右大臣実朝」
...七日、丁亥、越後国三味庄の領家雑掌、訴訟に依つて参向し、大倉辺の民屋に寄宿せしむるの処、今暁盗人の為に殺害せらる、曙の後、左衛門尉義盛之を尋ね沙汰し、敵人と称して、件の庄の地頭代を召し取る、仍つて其親類等、縁者の女房に属し、内々尼御台所の御方に訴申す、而るに義盛の沙汰相違せざるの由、之を仰出さる、申次駿河局突鼻に及ぶと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...その旧に仍(よ)りて運動を改めず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...大沼其ものは舊に仍つて晴々した而して寂かな眺である...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...伯は本黨に總理たるも總理たらざるも舊に仍りて政治的活動を繼續せむとす...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伯は本党に総理たるも総理たらざるも旧に仍りて政治的活動を継続せむとす...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...同年五月三日の條に御方兵由利中八郎維久、於若宮大路射三浦之輩、其箭註姓名、古郡左衞門尉保忠郎從兩三輩中此箭、保忠大瞋兮、取件箭返之處、立匠作之鎧草摺之間、維久令與義盛、奉射御方大將軍之由、披露云々同五月五日の條に去三日由利中八郎維久、奉射匠作事、造意之企也、已同義盛、可彼糺明之由、有其沙汰、被召件箭於御所之處、矢注分明也、更難遁其咎之旨、有御氣色、而維久陳申云、候御方防凶徒事、武州令見知給、被尋決之後、可有罪科左右歟云々、仍召武州、武州被申云、維久於若宮大路、對保忠發箭及度々、斯時凶徒等頗引返、推量之所覃、阿黨射返彼箭歟云々、然而猶以不宥之云々五月三日の條と同五日の條とは若吾妻鏡が一人の手に成りたる日記なりとせば、明に其間に矛盾の存することを見るべく、此矛盾を解釋せんには三日の條の記事を以て追記なりとせざるを得ず、然らざれば三日に於て既に明白なる事實が、五日に於て疑義となること怪むべきことなり、且三日の記事は既に其中に於て矛盾を含めり、慥に御方に候せる維久が、故に矢を義盛に送りて泰時を射さしめたりといふが如きは、事實上あり得べからざることにして、此矛盾は益三日の記事の麁忽に追記せられたることを證する者なり...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...仍且(やはり)氣に懸ツてならぬ...
三島霜川 「平民の娘」
...仍て愚生達も少年時代迄は...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...筆硯仍慚立策遅」を以て起してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「有母仍在...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...仍(よっ)てこの日をもって爾後(じご)毎年の新嘗祭日にしようという御沙汰書(ごさたしょ)が残っている...
柳田国男 「海上の道」
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