...仁右衛門はそれを赤坊に飲ませろとさし出されたが...
有島武郎 「カインの末裔」
...(六)狂暴な仁右衛門は赤坊を亡(な)くしてから手がつけられないほど狂暴になった...
有島武郎 「カインの末裔」
...智仁勇を兼ねたる名将として鳴りとゞろきたる英雄なるが...
大町桂月 「秋の筑波山」
...それを仁木は見て取りました...
豊島与志雄 「水甕」
...それならば……と仁木は両腕を組んで考えこみました...
豊島与志雄 「水甕」
...應仁を中心にした足利時代の一般の状態であります...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...「お控え下さいやし、ってのは、遊人の仁義だが、御屋敷でも用いるかな...
直木三十五 「南国太平記」
...――親仁さんの良吉は...
林芙美子 「愛する人達」
...六尺位の仁王様のように怒った...
葉山嘉樹 「労働者の居ない船」
...陛下の御仁慈のほど...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...汚ない髭の親仁(おやじ)の私が...
二葉亭四迷 「平凡」
...ぱつと開かれた仁王の掌が...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...ヌタというのが普通だったらしいが上州の下仁田(しもにた)だの伊豆の仁田(にった)四郎だのと...
柳田國男 「地名の研究」
...呆れ返った朴念仁(ぼくねんじん)だ」三「自分の兄だがまったく朴念仁の金仏(かなぶつ)だ」と万三郎は続けた...
山本周五郎 「風流太平記」
...仁三郎の指は、平生でも大きい上に、腫れ上っとるけに指輪(いびがね)も三十五円も出いて○○の鉢巻位の奴をば作っとる...
夢野久作 「近世快人伝」
...守将の奥村助右衛門(おくむらすけえもん)の日ごろの仁愛と今日の明確な決意が...
吉川英治 「新書太閤記」
...ほかならぬ御仁(ごじん)の手にかかれば本望だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...弘仁期の気分には素朴ながらにも強いデカダンの香気がある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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