...けれども一部の伝記の作者の所謂人間らしい英雄はかう云ふ可愛らしささへ示してゐない...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...たつた一つ人間らしい...
芥川龍之介 「地獄變」
...そこだけが彼の普通の人間らしいところだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人間らしい眼に戻って...
直木三十五 「南国太平記」
...評定所にも、人間らしい、武士らしい者が、未だ、一人や、二人は、残っていると、思うからだ...
直木三十五 「南国太平記」
...私は人間らしいという抽象的な言葉を用いる代りに...
夏目漱石 「こころ」
...人間らしい生活が出来る...
新渡戸稲造 「自警録」
...人間らしいところを話(はなし)ても...
長谷川時雨 「九条武子」
...初めて人間らしい暮しに落ちついたが...
林芙美子 「浮雲」
...わたしも望みに破れた人間らしい...
原民喜 「鎮魂歌」
...どんなことでもやりかねない人間らしい...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...こんな人間らしい話もできるのだから...
宮本百合子 「悔なき青春を」
...人間らしい歩み出しの一歩を約束するものであったことを...
宮本百合子 「現代の主題」
...当時の封建的な時代には殿様を廃業してそこらの人間になればもっともっと人間らしい生活ができるということがわからない...
宮本百合子 「幸福の建設」
...毒ガスに当てられれば死ぬ人間らしい人間であるから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...生きている人間らしい」「生れ変ってこぬうちは...
吉川英治 「親鸞」
...人間らしい魂にもなろうか...
吉川英治 「べんがら炬燵」
...人間らしい口数や...
吉川英治 「宮本武蔵」
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