...何らの懐疑も反逆もなしに受け入れている敬愛する英吉利(イギリス)人の道徳律(モラリティ)を呼吸していると...
谷譲次 「踊る地平線」
...倫理は常に個人の道徳性に還元されるように出来ている...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...依然として社会人の道義的感触に牴触する...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...こうした一人の道心が...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...彼に在ては閑人の道樂に非ずして多忙なる社會的運動の一方便たり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そんなことがわかるものか」ここに二人の道中師という...
中里介山 「大菩薩峠」
...いわゆる人の道をはなれて労働その他経済の問題の解決は覚束(おぼつか)ない...
新渡戸稲造 「自警録」
...その頃の人の道徳に従って...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...自分のほうに身体をかがめている二人の道づれに別れを告げた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...人の道ということをも...
福田英子 「妾の半生涯」
...警視庁の役人の道楽劇で...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...みんな人の道を失った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...我儘な情が起ったら自らそれを抑制しなければならんのが人の道だ...
村井弦斎 「食道楽」
...「聖人の道と事々(ことごと)しく云(い)へども...
森鴎外 「渋江抽斎」
...世話になっていてもか」「あの人の道楽なのよ」とお豊は...
山本周五郎 「花も刀も」
...近代個人の道徳と理智との探索を見捨てて...
「純粋小説論」
...天道は易(かわ)れり人の道もあらじ万乗(ばんじょう)の位(くらい)をすててわれ何ぞ安からん臣に迫られて命(めい)はせまるただ潸々(さんさん)...
吉川英治 「三国志」
...この女の道と、人の道とを、一体、どうしたらよいのでございましょうか、それをお教えなされて下さいませ」三「そうか、よう解った」親鸞はうなずいて――「良人の心に添おうと思えば弥陀(みだ)に離れ、弥陀のおむねにすがろうとすれば良人の意志に反(そむ)く...
吉川英治 「親鸞」
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