...亢奮(こうふん)と抑制などのバランスがとれている状態です」医者は自信ありげに...
梅崎春生 「幻化」
...どう答えたら疑われないだろう』などという風に亢奮(こうふん)するのが当然ではないでしょうか...
江戸川乱歩 「心理試験」
...「やア君」とフランボーは亢奮のあまり...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...天界から加勢に来た亢金竜(こうきんりょう)がその鉄のごとき角をもって満身の力をこめ...
中島敦 「悟浄歎異」
...深刻失望亢奮繊細次第にもつれて行くモダニストの行き方は...
中野秀人 「第四階級の文学」
...心ゆくまで湯につかつたあとのやうに快い亢奮の余□(うん)が彼の心のすみずみまでゆきわたつてゐた...
新美南吉 「登つていつた少年」
...殆んどヒステリかと思へるほどの亢奮した調子で...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...氣が亢(たか)ぶると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それに類する大きな亢奮をしてゐたが...
牧野信一 「鏡地獄」
...天に向つて演説するか? 星を見れば、斯んな亢奮は、また鵞毛になつて飛散してしまふだらう……(あゝ、俺は、とてもこの眼前の妖婆には敵はない――)そつと彼は、にやにやしてゐる「妖婆」の横顔を眺めると、間もなく此奴に酷い幻滅を覚えさせる程のボロが現はれて、と忽ち妖婆は悪鬼となつて、胸を突かれ腕をとられて、子供諸共戸外にほうり出されてしまひさうな危惧を覚えて、――ふと、その危惧が反つて思はぬ安易に変つたり、自分の母からの白々しい通信に滑稽な戦きを持つたりした...
牧野信一 「鏡地獄」
...いつの間にか私の亢奮はすつかり醒めてゐた...
牧野信一 「競馬の日」
...わけもない亢奮に腕が震えて不思議な苛立ちに駆られるのであった...
牧野信一 「ゼーロン」
...さういふ形で極度に亢奮したのを見ると彼の心は全く白々しくほぐれてゐた...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...怒った気の亢(たか)ぶりが現れたままの瞬きをして...
「海流」
...社会的未訓練から亢奮して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その十分に調子付いた見物の亢奮(こうふん)的喝采の裡(うち)に...
夢野久作 「暗黒公使」
...その亢奮を感じたのだ...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...徒(いたずら)に亢奮して悶(もが)き騒いだ...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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