...男 己はすべてを亡ぼすものではない...
芥川龍之介 「青年と死」
...なかなか亡ぼすのに骨が折れます...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...かくの如く国家は皆自ら亡ぼす...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...其時の最優者を忽ち亡ぼすべきほどの力を有するものが現はれやうとは容易に信ぜられぬ...
丘浅次郎 「人類の将来」
...時には己れの弱点をさえ敵を亡ぼす手段に利用したことにあって...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...(IX 81, 255, XIV 10)『わが同僚よ、汝らの中に一人勇猛の意氣に驅られてトロイアの陣中犯すもの無きや? 205恐らく彼は敵軍の中にさまよふとある者、亡ぼすを得む、恐らくはトロイア陣中何事を計るや、それの消息を洩れ聞くを得む、わが陣を隔てゝ彼ら原上に殘らんずるや? あるは又アカイア軍を破る後、城壘さして歸らんや? 210此らを彼の探り得て安らに歸り來なん時、普天の下のおほいなる光榮彼のものたらむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...亡ぶべきものを亡ぼすと共に...
中里介山 「大菩薩峠」
...人情を亡ぼすだけのことなのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一族を亡ぼす秋(とき)になってみると...
中里介山 「大菩薩峠」
...形而上的貪慾(どんよく)のために身を亡ぼす男もあろうではないか...
中島敦 「狼疾記」
...願(ねご)うて聴かれざるなし只その身を亡ぼす事あり...
夏目漱石 「幻影の盾」
...「人命をみだりに亡ぼす事を考へないか」と怒鳴りましたの...
原田皐月 「獄中の女より男に」
...……亜歴山(アレキサンドル)大王はアラビヤ人を亡ぼすために...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...めぐりめぐって現在藤沢家を亡ぼすべく流れ込もうとしている...
夢野久作 「復讐」
...これらの源氏がさて平氏を亡ぼすとなるや...
吉川英治 「折々の記」
...あなたを亡ぼすことができないため...
吉川英治 「三国志」
...曹操を亡ぼす計策に腐心して...
吉川英治 「三国志」
...義のためには一身を亡ぼすも惜しみはないと...
吉川英治 「三国志」
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