...どんな些細なことでも自分がこれがいゝと思つてやらうとするでせう...
伊藤野枝 「従妹に」
...けれども些細なことでも...
伊藤野枝 「「別居」について」
...どんな些細なことでもどんな汚いものゝ上にも少しの相違もありません...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年六月号)」
...能舞台全体の造型的な空気の中にあつては瞬きをしない、抑揚の強い能面こそ正常の表現を持つものであり、電車の中ででも見られる生きものの人面は甚だしく貧弱な、些細な、仮性の表現を持つものとならざるを得ない...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...が最も些細なものにも人に知られていないところが多少あるものだ...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...全く些細な偶然――災の予兆を丹永が陳振東に話したということが...
豊島与志雄 「秦の出発」
...そんな些細なこと...
中勘助 「銀の匙」
...――さういふ些細な部分だけが...
原民喜 「壊滅の序曲」
...些細なことで三年遅れたけど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...些細なことにこだわらない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...父がコプリに支配されていることや、コプリの指図らしいことなどは、些細なことだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...極(ごく)些細な部分は家庭で教へられるのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...その死もまた些細なものであるとなす事はできない...
水野仙子 「嘘をつく日」
...些細なことにびっくりするほど怒って声をあげた...
山本周五郎 「めおと蝶」
...極めて些細な事ではありますけれども...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...よしそれが些細なことであつても彼を大へん喜ばした...
横光利一 「悲しみの代價」
...些細な勘定をたてにとり...
吉川英治 「宮本武蔵」
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