...そこには五十嵐が何喰わぬ顔で待っていた...
海野十三 「柿色の紙風船」
...五十嵐と小官吏とが互に微力を盡し合つて鞘當てをする...
高濱虚子 「俳諧師」
...五十嵐十風は其廢業した司(つかさ)事靜岡しづ子を手裡に收めて意氣揚つて七條の停車場に下りた...
高濱虚子 「俳諧師」
...五十嵐は言葉を續ける...
高濱虚子 「俳諧師」
...おい貴樣も飮めよ」と五十嵐は手づから細君に酌をして「塀和君...
高濱虚子 「俳諧師」
...京都へ來る爲め五十嵐が何某との連帶で非道工面(ひどくめん)をして借りた高利の金は此時もう殘り少なになつてゐた...
高濱虚子 「俳諧師」
...二十二細君が五十嵐の鞄の底から取出したものは大きく卷いた二束の文殼である...
高濱虚子 「俳諧師」
...五十嵐の癇走つた聲が晴天の霹靂と破裂する...
高濱虚子 「俳諧師」
...その五十嵐さんと仰しやる方は昨日築地の方へ引越されたさうです...
高濱虚子 「俳諧師」
...「それつてばねえ五十嵐さん...
高濱虚子 「俳諧師」
...「五十嵐さんは歌沢がお上手なんですよ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...この南条と五十嵐と二人の話しぶりは傍若無人(ぼうじゃくぶじん)でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...一座の中の五十嵐甲子雄が発言であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...宇津木兵馬はいるか知らん」五十嵐がたずねると南条が...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして、その死物狂いの逃げっぷりを面白がって、足をとどめてながめているが、ながめられるがんりきの方は、たしかに冗談事ではなく、大童(おおわらわ)で、眼は血走って、脇差を振り廻しながら、唐人小路を走る時には、人の悪い南条と、五十嵐との姿は、いつか見えなくなってしまう...
中里介山 「大菩薩峠」
...瘠(や)せても、枯れても、徳川親藩第一の尾州家――それが、この城を築くために甘んじて犠牲の奉公をつとめた落日の豊臣家時代の加藤清正ほどの潜勢力を持合せていないことは、尾州藩のためにも、天下のためにも、幸福かも知れないのだ」「そうさ、頼みになりそうでならない、その点は、表に屈服して、内心怖れられていた、当時の加藤清正あたりの勢力とは、比較になるものではない」「思えば、頼みになりそうでならぬのは親類共――水戸はあのザマで、最初から徳川にとっては獅子身中(しししんちゅう)の虫といったようなものだし……紀州は、もう初期時代からしばしば宗家に対して謀叛(むほん)が伝えられているし、尾張は骨抜きになっている」「かりに誰かが、徳川に代って天下を取った日には、ぜひとも、加藤肥後守清正の子孫をたずね出して、この名古屋城をそっくり持たせてやりたい」こうして南条と、五十嵐とは、城を睨(にら)みながら談論がはずんで行き、果ては自分たちの手で、天下の諸侯を配置するような口吻(こうふん)を弄(ろう)している時、少しばかり離れて石に腰をおろし、お先煙草で休んでいたがんりきの百蔵が、思いきった大きなあくびを一つしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...後ろのやや低い方のが五十嵐甲子雄――毎々お馴染(なじみ)の二人の成れの果て――果てというにはまだ間もありそうだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...┌─宇治山田の米友├─不破の関守氏山科新居────┼─弁信法師├─お銀様└─がんりきの百蔵┌─芸妓福松福井より近江路─┤└─宇津木兵馬┌─神尾主膳根岸侘住居(ねぎしわびずまい)───┼─ビタ助└─お絹┌─机竜之助京洛市中────┼─南条力├─五十嵐甲子雄└─轟源松┌─与八甲州有野村───┤└─郁太郎等でありまして...
中里介山 「大菩薩峠」
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