...年が年中二十日鼠のやうに気忙(きぜ)はしく...
薄田泣菫 「茶話」
...肝腎なのは彼が自分で自分を二十日鼠扱いにしていることで...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...侮辱と冷笑に打ちのめされたわが二十日鼠は...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...まるで二十日鼠のようだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...車を廻す二十日鼠であった...
葉山嘉樹 「坑夫の子」
...十一時九分というところですかな」二十日鼠は頭をさげると...
久生十蘭 「金狼」
...妙な笑いかたをするじゃねえか」二十日鼠が言いかえす...
久生十蘭 「金狼」
...二十日鼠にむかって)おめえ...
久生十蘭 「金狼」
...……(二十日鼠を指して)ちょっと...
久生十蘭 「金狼」
...眼だけ出した二十日鼠(はつかねずみ)のようなこの子供たちを...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...……新之助はんの口でいうと――二十日鼠(はつかねずみ)みたよな...
火野葦平 「花と龍」
...おまけにこの部屋は動物小屋の内部にあつて、すぐ壁一つ向うの土間続きには、猿や、モルモットや、家兎や、山羊や、二十日鼠などが、朝から晩まで箱の中で、泣いたり喚いたりごとごとと箱の板にぶつかつたりして騒いでゐる...
北條民雄 「無題※[#ローマ数字2、1-13-22]」
...「二十日鼠」のやうに脚と手でグルグルとそれを巻き始めた...
牧野信一 「毒気」
...二十日鼠(はつかねづみ)のやうに動くお房の煽(まほり)と...
三島霜川 「平民の娘」
...箱のなかにいた六匹の二十日鼠(はつかねずみ)を六匹のたくましい馬に変え...
水谷まさる 「シンデレラ」
...ただ二十日鼠(はつかねずみ)がきたと言えり...
柳田国男 「遠野物語」
...巣箱を引っくり返された二十日鼠(ねずみ)のようなもの...
吉川英治 「新・水滸伝」
...木戸の外でも猫の干物(ひもの)と女狐(めぎつね)とが掴(つか)み合いの一ト幕の事いつも朝は機嫌(きげん)もよく二十日鼠(ねずみ)みたいにクルクルと小まめな雷横(らいおう)の母であるのに...
吉川英治 「新・水滸伝」
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