...長男の一郎と、長女の甲子と、次女の乙子と、夫人の里の遠縁の者の娘で甲子や乙子の世話をする養子(ようこ)と、一郎の同級生の澤と、女中の延(のぶ)と鉄と、別荘番のじいやとばあやがいた...
水上滝太郎 「九月一日」
...殊(こと)に体の弱い乙子のためには保母の役目さえ負わされていた...
水上滝太郎 「九月一日」
...少し遅れて乙子と養子がつづき...
水上滝太郎 「九月一日」
...逃げ遅れた乙子をかばって畳の上に突伏(つっぷ)した養子の姿を見た...
水上滝太郎 「九月一日」
...「乙子ちゃん、乙子ちゃん、乙子ちゃん...
水上滝太郎 「九月一日」
...乙子や養子の外に...
水上滝太郎 「九月一日」
...「乙子ちゃんは、乙子ちゃんは、乙子ちゃんは...
水上滝太郎 「九月一日」
...乙子や養子は、どうせ死んだには違いないが、捨てて逃げて来た気持がして、誰しも申訳のない心持を持っていた...
水上滝太郎 「九月一日」
...紫矢飛白(やがすり)の銘仙(めいせん)の着物に赤い唐縮緬(とうちりめん)の帯をした乙子を抱いて...
水上滝太郎 「九月一日」
...しかし生きていると知ったので、一郎は嬉し涙に咽喉(のど)の詰まった声で、「乙子、乙子...
水上滝太郎 「九月一日」
...乙子は、兄の胸に喰(くら)いついて背中に波を打たせて泣き出した...
水上滝太郎 「九月一日」
...乙子は異常な恐怖に病的におびえて貧血していたけれど...
水上滝太郎 「九月一日」
...」一郎は乙子を養子に渡して...
水上滝太郎 「九月一日」
...乙子と養子が助かったので...
水上滝太郎 「九月一日」
...甲子と乙子がすすり上げて泣き出した...
水上滝太郎 「九月一日」
...だいじな連絡にこんな乙子(おとご)を用いたのは...
吉川英治 「私本太平記」
...熊野山の別当法橋道有(ほっきょうどうゆう)が乙子(おとご)(末子)であったな」「はい」「日野殿のお家と其許(そこ)の別当家とは...
吉川英治 「私本太平記」
...「大事な大事な長官の乙子(おとご)(末子)さまだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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