...乃ち令を諸軍に傳へて...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...芳流閣の屋根から信乃と現八とが組打して小舟の中に転がり落ち...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...―――笠朝臣金村(かさのあそみかなむら)のいわゆる「三吉野乃多芸都河内之大宮所(みよしぬのたぎつこうちのおおみやどころ)」...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...彼女の言うことなすことことごとく嘘乃至は嘘らしく見えてならぬからである...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...夜の欸乃(あいだい)は侘しい...
寺田寅彦 「嵐」
...が電子のような微細な物質に光をあてることは電子の運動量乃至速度に変化を与えることになる...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...無条件に国家乃至民族等々の観念からの種々なる助力を仰ぐことが出来ない義理がある...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...とに角大事にすべきものは国民精神であり即ち国粋観念乃至国民思想なのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...初め文字は奴隷制的乃至国家封建的支配階級の支配技術上の一種の用具であって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...「吉乃さんの長湯」といって...
豊島与志雄 「操守」
...春乃家では、彼女はいつも赤い箱枕を使った...
豊島与志雄 「復讐」
...五千万年乃至一億年前の太古の怪魚の話を聞いている子供たちは...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...乃木さんが死ぬ覚悟をしながら生きながらえて来た年月(としつき)を勘定して見ました...
夏目漱石 「こころ」
...乃ち代つて私がその美を語らう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...乃至(ないし)思慮も分別もなくなって居る...
正岡子規 「恋」
...信乃は独りで絶望の呻(うめ)きをあげた...
山本周五郎 「めおと蝶」
...ややしばらく宇乃をみまもった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...萱乃(かやの)の恋もいじらしいものである...
吉川英治 「親鸞」
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