...一方で理論上道徳に関して疑を抱く者の生ずる間に他方には更に一歩を進めて、実際の処世上、道徳なるものを安く見縊り、自分一身の損得から打算して、生存競争上、道徳に従ふを利とする場合には道徳を尊重し、道徳を破るを利とする場合には道徳を捨てて顧みぬ輩が多数に生ずる...
丘浅次郎 「人類の将来」
...却って最も俗流な世上常識による哲学の概念に非常によく一致していることを見落してはならない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...世上の娘御様方は...
中里介山 「大菩薩峠」
...これ皆世上の有様なり……ひるがえる袖...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...世上一般の幸福をば損ずるのみにて少しも益するところあるべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...世上蕉風を信ずる者多し...
正岡子規 「俳諧大要」
...最近不渡手形を出したのが世上の噂になると...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...これを有用とするものの或は世上に有るべきをだに想像することが出来ぬが故であらうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...世上の軍学者でその名を知らない者はないほど夙(つと)に聞えている大才である...
吉川英治 「黒田如水」
...世上に喧(かまびす)しく聞えた種々な取沙汰を今更のように思い出して...
吉川英治 「黒田如水」
...五やさしい子典膳は、世上へ出ると、必ずしもやさしい子ではなかった...
吉川英治 「剣の四君子」
...けれどその首級(しるし)をあげて、尊氏へ、また世上へ、示すのでなければ、なおまだ公(おおやけ)な認証とはなりえない...
吉川英治 「私本太平記」
...主に引く荒木(あらき)ぞ弓の筈(はず)ちがひ射るに射られぬ有岡(ありをか)(伊丹)の城寄手の者から世上にまで...
吉川英治 「新書太閤記」
...世上の説というものは...
吉川英治 「新書太閤記」
...世上の童(わらべ)の謡言(ようげん)に照らしてみても...
吉川英治 「新・水滸伝」
...江戸に何人の同志がおろうと、やるのは、貴公、奥田、高田郡兵衛、こう三名のほかにはない』『何かと忝(かたじけ)のうござります』『こんどの機(しお)を外すと、その次には、上野介の隠居願いが聞き届けられて、世上の噂どおり、彼の身は上杉家に引取られて、遠く、米沢城の奥まったところへ死ぬまで匿(かく)まわれてしまうやも計り難いぞよ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...夜かだ?』『世上を憚(はばか)って...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...世上に面(おもて)は曝(さら)されません」と...
吉川英治 「日本名婦伝」
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