...丁丑(ひのとうし)の年の七月にお隱れになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...もはや丑満時(うしみつどき)です...
太宰治 「新ハムレット」
...丑尾さんが着古した袖無(そでなし)のちゃんちゃんを着て...
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」
...二年三年の兵営(へいえい)生活(せいかつ)で大分世慣(よな)れ人ずれて来た丑之助君が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼は嘉永六年癸丑(きちゅう)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...たしかにこれは馬喰(うまくら)いの丑五郎(うしごろう)以上の悪態であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...丑寅(うしとら)に七歩...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...二人が引揚げたのは丑刻(やつ)過ぎです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やがてもう丑刻(やつ)(二時)も近いでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう子刻半(ここのつはん)過ぎ丑刻(やつ)近い時分でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夜半過ぎに――子刻(こゝのつ)から丑刻(やつ)の間に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...乙丑第二號第二葉裏上段に黒井君は『聖天(乃ち歡喜天)には鼠も付て居る...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...又「文化二丑年五月十六日より銀四貫目」とある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」試に癸酉から九十三年溯つて見ると隋の開皇元年辛丑となるらしい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然らば文化十三年生で乙丑には五十歳になつてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...八雲の姿を見ると、丑蔵は、酒で濁っていた眼を醒まして、『これは――』と、朴訥(ぼくとつ)らしく、畏(かしこ)まった...
吉川英治 「篝火の女」
...さ、支度をして来い」「二升八合だぞ」退(の)ッぴき出来ないようにしておいて、丑がそこで、また約束より三合割を掛けた...
吉川英治 「醤油仏」
...丑之助の引く手綱は...
吉川英治 「宮本武蔵」
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