...不逞団(ふていだん)の秘密という臭気(しゅうき)を持っているのです...
海野十三 「空襲葬送曲」
...(巴里の魔窟に住むで亂倫不逞の生活をして...
小穴隆一 「二つの繪」
...どんな朝鮮人も一応すべて不逞(ふてい)鮮人と見られたのだ...
高見順 「いやな感じ」
...大学生はすべて不逞な思想の持ち主と睨まれていたせいか...
高見順 「いやな感じ」
...多分不逞の鮮人が...
徳田秋聲 「フアイヤ・ガン」
...遠近の国々から不逞(ふてい)の徒がみんなこの山に集まって来て根城に仕兼ねない...
中里介山 「大菩薩峠」
...それはゆるすべからざる不逞の思想といえる...
蜷川新 「天皇」
...不逞(ふてい)な奴らではあるが...
平林初之輔 「鉄の規律」
...クピドーは不逞(ふてい)な神である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「名目は不逞(ふてい)の浪人が徒党を組んで...
山本周五郎 「風流太平記」
...不逞鮮人の兇悪運動を庇護...
夢野久作 「爆弾太平記」
...うわべは君子の如く装って内に悪逆を企(たくら)む不逞(ふてい)な人物...
吉川英治 「三国志」
...不逞を腹に育てずにいられなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...不逞(ふてい)を謀(たく)むよしの聞えあるが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いつか際限なき欲望をいだいて不逞な謀(たくら)みをいたすようになりました」「…………」涙の眦(まなじり)をふさいで...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...不逞闘争の輩(やから)をや――じゃ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ひどく不逞な悪行のようだが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...君の不逞な影響で害ねないでくれ...
渡辺温 「絵姿」
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