...何(なん)という不愛想(ぶあいそう)な老人(ろうじん)があればあるものかと心(こころ)の中(なか)で怨(うら)みましたが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...だがなんという不愛想な口のきき方であろう...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...諸戸が非常に不愛相で...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...不愛想(ぶあいさう)にしてゐたが...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...「あなたは何という不愛相な兄さんなんでしょう...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...昼間は不思議なくらい不愛想な態度を示しました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...」と不愛想の返事でした...
土田耕平 「身代り」
...野人の不愛想もさることながら...
豊島与志雄 「条件反射」
...其(そ)の位(くらゐ)だから變(へん)な赤(あか)い顏(かほ)もして餘計(よけい)に不愛想(ぶあいさう)にも見(み)えるのであつたが...
長塚節 「土」
...相変らずその眼は不愛想でニヒリスティックではあったが...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...お猿の石碑(せきひ)でもあるのかい」「三軒長屋の取つ付きが按摩(あんま)の竹の市で、その隣は女が美い癖に、無口で不愛嬌で、町内の嫌はれ者になつて居るお妾のお糸、一番奧が空き家で――」「それぢや、見ざる、言はざる丈けぢやないか」「突き當りが、俳諧(はいかい)の宗匠で其月堂鶯谷(きげつだうあうこく)の裏口、俳諧はからつ下手だ相ですが、金があるのと、聾(つんぼ)なのでその仲間では有名ですよ」「成程それが、聞かざるか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今日になつて急に不愛想(ぶあいさう)になつたのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...青年もとうとう不愛想な詞を出した...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...「さようなら」と云った平山の声が小川にはひどく不愛相に聞えた...
森鴎外 「鼠坂」
...畳の上の事と地べたの上の事とは勝手が違いますからね」と不愛想に言いました...
夢野久作 「どろぼう猫」
...童子は不愛想に、「うん」と、一つうなずいたきり、後ろに続く関羽、張飛などの姿へ、棗(なつめ)のような眼をみはっている...
吉川英治 「三国志」
...城内では、友人の間でも、如才(じょさい)ないといわれている彼としては、珍しく不愛想で、胸を反(そ)らしたまま、(呼び止めて、何用か)と、いった顔していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...むッそりと不愛想極まる眼を反らしていると...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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