...社会の変動のごとしというは不当ならずや...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...同志たちに課せられた不当な負債を生命(いのち)を的にして払わなければならないものでしょうか...
林不忘 「安重根」
...不当な儲(もうけ)をした事を話す...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...併し何と云っても之はヘーゲルに対する不当な批難と云う他ない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...フランス人にたいするグルックの不当な言葉を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ドラクロアが宮廷批評家より浴せし不当なる讒謗...
中井正一 「絵画の不安」
...遊び好きな彼等にとって不当な侮辱と思われた...
中島敦 「光と風と夢」
...報酬以上に務むる教育者金銭を標準(ひょうじゅん)として人を計るの不当なることは...
新渡戸稲造 「自警録」
...ことにバルナバスに対して不当な扱いをされるんですわ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...この朝食を出すことのうちに見張り番たちに不当な影響を与える買収行為を見ようとする連中さえいることはいたが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...兵隊達はこんな不当な扱いを受けても腹もたてず...
久生十蘭 「海難記」
...結局ドゥロビャージュキン巡査はウシワーヤ・スペーシやザディライロヴォの百姓に不当な圧迫を加えて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...また能楽の性質上宮内省または華族団体の保護を仰ぐといふことは不当な要求でもなく...
正岡子規 「病牀六尺」
...やはりむつかしい・不当な・規則といわなければならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...不当な譴責(けんせき)を忍び...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...不当な恥辱に屈することはできない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...不当な利得の味をおぼえていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...確かにパウロから不当な取り扱いを受けた...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
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