...一人前の人間だと考へるのは三千年来の誤謬(ごびう)である...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...疑惑――あらゆる罪は三千年来...
芥川龍之介 「河童」
...このヒステリイは三千年来いつも彼等を苦しめつづけた...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...それから三千年(ねん)前(ぜん)の往古(わうこ)を考(かんが)へながら...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...世は澆季なりとは三千年の昔から絶えず人の云ひ来つたことであるが...
丘浅次郎 「人類の将来」
...5.吾々が今尚そのお蔭を蒙つてゐる最古の文化國埃及は三千年或ひはそれよりもつと前に劇的演技に見物人を送つた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...「何でも二三千年前の住民の横穴だの...
田山録弥 「モウタアの輪」
...日本本州に在る同人民の遺跡は更に古くして東京邊に於けるものは恐らく三千年を經過し居るならん...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...存外三千年に一度か...
寺田寅彦 「柿の種」
...今後少なくも二千年や三千年は昔からあらゆる災難を根気よく繰り返すものと見てもたいした間違いはないと思われる...
寺田寅彦 「災難雑考」
...つまり公娼制度の必要は、わが国三百年来の、否三千年来の、淳風美俗たる家族制度から結論される一結論だというわけである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...知識が政治に関与する仕方は三千年の間...
中井正一 「「焚書時代」の出現」
...すぐ三千年斧鉞のはいらない...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...三千年の媚(こび)をたゝへた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ちょうど今(いま)から三千年(さんぜんねん)ほど前(まへ)に...
濱田青陵 「博物館」
...紀元前一千年今から三千年許りも前に...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...私は東洋三千年の歴史の価値を無駄なものだとは思わぬ...
横光利一 「欧洲紀行」
...それが三千年も続いて来てまだ倦きようともしないのだ...
横光利一 「旅愁」
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