...三々五々で遊びに行こうよ...
...クラスメイトが三々五々先生に質問している...
...友達が三々五々話し込んでいるので、静かにしていよう...
...三々五々に分かれて、探検しよう...
...パーティーでは三々五々で話をして、楽しんだ...
...船は緑の岩の上に、浅き浅葱(あさぎ)の浪を分け、おどろおどろ海草の乱るるあたりは、黒き瀬を抜けても過ぎたが、首きり沈んだり、またぶくりと浮いたり、井桁(いげた)に組んだ棒の中に、生簀(いけす)があちこち、三々五々...
泉鏡花 「悪獣篇」
...三々五々時に其の窮北不毛の故島に返り去る...
宇野浩二 「それからそれ」
...目をむけると、三々五々、兵たちが居住区に戻って来る...
梅崎春生 「桜島」
...霜(しも)ふりとカーキー色の職工服が三々五々現れては...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...折節(おりふし)ロンドンの子女(しじょ)は春のさかりの梨(なし)の花や日本から移された桜の花の咲いておる中に三々五々歩を運んでおりましたが...
高浜虚子 「俳句への道」
...今しも隊伍を乱して三々五々物珍しさに駆け出そうとした兵員たちを制して...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...出発の前々夜、合宿引上げの酒宴(しゅえん)が、おわると、皆は三々五々、芸者買いに出かけてしまい、残ったのは、また、舵の清さん、七番の坂本さん、それと、ぼくだけになってしまいました...
田中英光 「オリンポスの果実」
...時刻が来ると三々五々踊り始めた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...夜は次第に更けて夜櫻の下で浮れてゐた人々も三々五々家路に就く...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...そういう者らが三々五々打ち連れ立って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...前の人はまた後の人の名を呼んで門の前から三々五々...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでなくても彼等(かれら)は一しきり踊(をど)れば田圃(たんぼ)を越(こ)えて三々五々(さんさんごゝ)と男(をとこ)は女(をんな)を伴(ともな)うて...
長塚節 「土」
...路地の中はまだ三々五々の人立ち...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女や子供たちが三々五々群れていて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...痛うも、痒(かゆ)うもねえとじゃ」「人間と思うちょらん」大籠、モッコ、ロープ、バイスケ、などの置いてある、石炭でよごれた岸壁附近で、沖仲仕たちは、三々五々、しきりと、評定をする...
火野葦平 「花と龍」
...梅清処塾(ばいせいしょじゅく)にありし壮士は早や三々五々渡韓の途(と)に上(のぼ)りぬ...
福田英子 「妾の半生涯」
...三々五々講堂から立ち去る時の大部分の学生の顔には或る焦立たしさ...
「海流」
...三々五々とかたまり合って...
吉川英治 「新書太閤記」
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