...七瀬が、身を引こうとすると「こわいっ、いやっ――」寛之助が、烈しく、身体を悶(もだ)えて、小さい拳をふるわせつつ、七瀬の襟をつかんだ...
直木三十五 「南国太平記」
...あんまりな――」七瀬が...
直木三十五 「南国太平記」
...七瀬は、又蔵へ気の毒な気がしたし、気ばかりあせって、旅慣れない自分に、軽い後悔も、起って来た...
直木三十五 「南国太平記」
...七瀬の横に立っていた...
直木三十五 「南国太平記」
...綱手と、七瀬とは、不安そうに、宿の人々が、部屋から出てしまうと、七瀬が「まあ、嬉しいやら、びっくりやら――何んと思うて、あの、下僕(しもべ)の真似など?」「隣りの騒ぎを御存じか」「御存じか、とは?――騒いでいるのは、判っておりますが――」「わしの手下の者が捕縛されたのじゃ、小母御...
直木三十五 「南国太平記」
...七瀬は、ちらっと、それを見たが、見ぬような振りをして「――ではないかと、母は思いますが」綱手は、俯向いているだけであった...
直木三十五 「南国太平記」
...そうなら――機を見て――綱手」七瀬は...
直木三十五 「南国太平記」
...若侍だのは――」七瀬と...
直木三十五 「南国太平記」
...諦めております」七瀬は...
直木三十五 「南国太平記」
...七瀬は、振返って「はい、はい」と、周章てて御辞儀した...
直木三十五 「南国太平記」
...だが、七瀬は、すぐ、落ちついた声で「二人きりでございましたか」「御覚悟は、ござろうが、何う挨拶申し上げてよいか――」百瀬は、俯向いた...
直木三十五 「南国太平記」
...七瀬を殺したくなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...「娘の敵(かたき)」七瀬は...
直木三十五 「南国太平記」
...その途端「えいっ」七瀬が...
直木三十五 「南国太平記」
...七瀬は、もがきながら「放せっ」と、髪を乱して叫んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...わしは又、江戸の――」と、いいかけているのへ、深雪が「あの」と、叫んで、顔色を変えながら「ただ今、仰しゃりました――」と、いいかけると、益満が「七瀬も、人手にかかったのか?」と、口早に、聞いた...
直木三十五 「南国太平記」
...七瀬(ななせ)の水車小屋に隠匿されてあった不法煙草葉を調査...
火野葦平 「花と龍」
...婚姻の鐘鳴り親はふためきぬものの終りかものの初めか昭和元年七瀬さんが山本直正氏とカトリツク教会で婚姻式を挙げた時の歌...
平野萬里 「晶子鑑賞」
便利!手書き漢字入力検索
