...ご承知の通りに第一議会以来...
大隈重信 「外交の方針」
...彼にすれば第一議会に山県が小心で行えなかったところを今度みずから遂行したにすぎない...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...予益々左内を起して一議を発せんことを思う...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...祀(まつ)りあがめる人が出て来れば米友は一議に及ばず...
中里介山 「大菩薩峠」
...先輩の弥次郎兵衛、喜多八が、東海道中膝栗毛なんぞと大きい口を利(き)きながら、源頼朝が生れ、太閤秀吉が出で、金のしゃちほこがあり、名古屋味噌が辛(から)く、宮重大根(みやしげだいこん)が太いところの尾張の名古屋を閑却しているのを、ヒドク憤慨していたところですから、一議におよばず、この勧誘に応じて、一行と共に尾張名古屋に乗込むことに相定めました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その音を聞くと勇みをなして、兵馬は玄関から正当に案内を申し入れ、型のごとく出て来た取次の用人に向って、自分が武者修行の旅行中のもので、御英名を慕いて推参したということ、兼ねて「英名録」や、その他旗本の要路の紹介免許状等が口をきいて、一議もなく、快き諒解(りょうかい)の下に、「暫くお控え下さい」次の案内を、兵馬が玄関先で暫く控えて待っている間、この代官屋敷の奥の一方で、しきりに三味線の音と陽気な唄の声が立上(たちのぼ)るのを聞き、兵馬は一種異様の感を起さないわけにはゆきません...
中里介山 「大菩薩峠」
...渡りに舟」一議に及ばず...
中里介山 「大菩薩峠」
...神尾主膳も一議に及ばず...
中里介山 「大菩薩峠」
...その光輝ある第一議会が開かれる明治二十三年の二月の...
服部之総 「武鑑譜」
...迎えにやれば一議に及ばず駆けつけてきた...
久生十蘭 「金狼」
...福澤君より此論題に關する一議論を寄るに會へり...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...それならば一議に及ばず斬って捨てろ...
本庄陸男 「石狩川」
...もしもその時文部省の検定者がグズグズ言うなら文部大臣を相手取ってもよいから一議論して見るつもりだ(エライ剣幕だナー)...
牧野富太郎 「植物記」
...「一議に及ばずだね」重兵衛は手を打たんばかりに...
山本周五郎 「山彦乙女」
...百万円の全部をあなたに捧げても構いませんから……」名探偵は一議に及ばず引き受けた...
夢野久作 「夫人探索」
...朶思王は一議に及ばず...
吉川英治 「三国志」
...彼は、一議なく、朝廷のおん大事として、初志のままな忠節を、あらためて一族たちと誓い合った...
吉川英治 「私本太平記」
...無論それも一議なく可決せられた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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