...それは一興だったね...
...ちょっと一興しようか?- Shall we have a little fun?...
...彼と話すといつも一興する...
...パーティーで一興した...
...楽しいイベントが一興されるよ...
...「当世百物語」号と同年の出版なりしも一興ならん乎(か)...
芥川龍之介 「案頭の書」
...・若葉かゞやく今日は猿橋を渡るこんな句が出来るのも旅の一興だ...
種田山頭火 「旅日記」
...それも酒中の一興だつた...
種田山頭火 「松山日記」
...その水蒸氣の湧くのを見てゐるのも夏の高山生活の一興である...
近松秋江 「箱根の山々」
...フランス語の冬 hiver はラテンの hibernum であろうがこれを「冷える」と比べてみるのも一興である...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...幕合(まくあい)の長いのもまた一興だよ」「なんて悠長(ゆうちょう)な事を言うから困るよ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼らが一興行するフランクフルトまで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...四十年前中学校でよんだ英文の書目を挙げて見るのもまた一興であろう...
永井荷風 「十六、七のころ」
...旅の一興とも思う...
中里介山 「大菩薩峠」
...話敵(はなしがたき)に取ってみるのも一興...
中里介山 「大菩薩峠」
...実物をやめて影だけ描くのも一興だろう...
夏目漱石 「草枕」
...――「この程度の悦びを静かなランプの傍らで味うのもまた一興だよ...
牧野信一 「サクラの花びら」
...また一興と私は思つたので或時...
牧野信一 「満里子のこと」
...今は色気も艶気(つやけ)もなき病人が寐床の上の懺悔(ざんげ)物語として昔ののろけもまた一興であらう...
正岡子規 「病牀六尺」
......
室生犀星 「京洛日記」
...讀者にはかへつて一興であるかもしれない...
吉川英治 「折々の記」
...同じであるか開き合ってみようではありませんか」「それは一興ですな」直ちに硯をとりよせると...
吉川英治 「三国志」
...陣中の御一興に持参してみたまでの儀にござりまする」「なにさま……」と...
吉川英治 「私本太平記」
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