...此僧院を一炬(いつきよ)に附したのは...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「春の心臓」
...又東方を見れば煙波中遥に一炬火の如きあり...
上田敏 「月」
...そして長い間の人間の努力を一炬(いっきょ)の下に焼き尽してしまった...
田山花袋 「日本橋附近」
...咸陽の宮楼に非ざるも史家は之を一炬に附するを惜まざるなり...
津田左右吉 「史論の流行」
...また暴虐な征服者の一炬(いっきょ)によって灰にならなくとも...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...蜀山(しょくさん)を兀(は)がした阿房宮が楚人(そびと)の一炬(いっきょ)に灰になる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...われこれを見し時咄嗟(とっさ)の感慨あたかも万巻の図書咸陽一炬(かんよういっきょ)の烟(けむり)となれるが如き思ひに打たれき...
永井荷風 「書かでもの記」
...彼等暴民共の一炬(いっきょ)に附されるか...
中里介山 「大菩薩峠」
...我国の木屋(もくをく)は一炬(きよ)にして焚き尽され...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一炬(きょ)の火として焚(た)いてしまえばよろしいかと思います...
吉川英治 「三国志」
...一炬(きょ)の火の玉となって...
吉川英治 「三国志」
...一炬(きょ)と見えた瞬間に灰となッて吹き飛んだ...
吉川英治 「私本太平記」
...すでに一炬(いっきょ)の炎であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...一炬(いっきょ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただ見るぐわうぐわう燃える一炬(いっきょ)となったときは...
吉川英治 「新書太閤記」
...鉢巻から逆立つ乱髪は一炬(いっきょ)の炎(ほのお)のように赤ッぽく見え...
吉川英治 「新書太閤記」
...宋江は夢とも現(うつつ)ともなく一炬(きょ)の白い光芒(こうぼう)が尾をひいて忠義堂のそとの地中に墜(お)ちるのを見た...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一炬(いっきょ)の炎にされてしまい...
吉川英治 「平の将門」
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