...一再考慮した結果、その案は没になった...
...彼女が一再び私に話しかけてきた...
...彼の弁明は一再び聞くに耐えなかった...
...今回は一再度その手順を教えてもらえますか?...
...一再申込みしてもらえますか?...
...思わず耳を蔽(おお)いたくなる事は一再(いっさい)でない...
芥川龍之介 「毛利先生」
...胸を冷せしことを一再のみならず...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...一再(いっさい)ならず入会することを勧められてさえいました...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...――私は一再ならず...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...政権の一再ならぬ素通りに気を曲げて了った政友会だから...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...我に語りしことも一再ならず...
西村陽吉 「遥かなる憧憬」
...「もう此(この)辺で打ち切ろう」と思った事は一再でなく...
野村胡堂 「捕物小説のむずかしさ」
...そんな考えを起した事が一再ならずあったので...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...もうその頃から彼はそろそろ肥りだして、読者がこの男と知合いになって、初めて彼を御覧になった時のような、あのでっぷりした、申し分のない恰幅をそなえ、鏡を覗くたんびに、一再ならず、初々しい妻のことだの、可愛い子供のことだのといった、いろんな楽しい空想に耽っては、いつもその後でにっこりと微笑を浮かべたものである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...折詰と御祝儀を貰ってかえってきたことも一再ではなかったこの自分だった...
正岡容 「小説 圓朝」
...湯屋の二階で見かけることも一再ではないようになった...
正岡容 「小説 圓朝」
...これは誰にも一再ならず迫ってくる実感であろう...
三木清 「人生論ノート」
...もちろん俺が斬ってやろうと一再ならず思ったが...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...「春来一再書状差上候へ共...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一再ならず快楽をその絶頂において放棄した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...苦しげに顔を和げるような例も一再でなかったそうだ...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...「はてな?」と思わせられた例は一再でないし...
吉川英治 「私本太平記」
...私が一再ならず指摘した富の正しい説明を与えたにもかかわらず...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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