...そうめんを茹でる時に、分一入れることで麺がきれいに茹であがる...
...日が傾きはじめると寒さは一入(ひとしお)に募って来た...
有島武郎 「カインの末裔」
...海中は潜水艦が五隻も繰出されて一入(ひとしお)...
海野十三 「地球発狂事件」
...一入(ひとしお)騒ぎが大きく見えた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...第一入れる場所からして無い...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...南海の人間はまだまだ私などにはどれ程も分っていないのだという感を一入(ひとしお)深くしたことであった...
中島敦 「南島譚」
...美しさは反(かへ)つて一入(ひとしほ)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...美しさはかえって一入(ひとしお)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...凄まじさも一入(ひとしお)です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...生れてすぐ母親に死に別れただけに不愍(ふびん)も一入(ひとしお)だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...顏がくもると一入(ひとしほ)美しさが引立つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...夫の親として一入(ひとしお)にかしずきつかえ...
羽仁もと子 「親子の愛の完成」
...月重りて後は一入轉ばぬように氣を付けるべし...
福澤諭吉 「養生の心得」
...病人の部屋を一入清潔にし...
福澤諭吉 「養生の心得」
...行けないとなると山想う心は一入(ひとしお)...
松濤明 「山想う心」
...一入(ひとしお)省みないわけにはゆきませんでした...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...西洋人は植物から取るこの天然藍に一入(ひとしお)感じ入るようであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...今日品物の格がいたく落ちたことを一入(ひとしお)残念に思います...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...一入(ひとしお)可憐(いじら)しく見せていた...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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