...野生のレモン、唐辛子――わが国で「鷹の爪」と呼ぶ種類――、れいしがそれである...
石川欣一 「飢えは最善のソースか」
...死ぬ数時間前に私が持って行ったサンキストのレモンの一顆(いっか)を手にした彼女の喜も亦この一筋につながるものであったろう...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...檸檬(レモン)・檳榔樹(びんろうじゅ)の実・汁を含んだ蕃爪樹(ばんそうじゅ)・膚の白い巨大なココナッツ・椰子玉菜・多液性のマンゴステン・土人はこれで身代を潰すと言われてる麝香猫(ドリアン)の実・田舎の少女のようなパパヤ・竜眼・茘枝(ライチイ)・麺麭(パン)の実・らんぶたん――...
谷譲次 「踊る地平線」
...晴代はレモンを出して見せながら...
徳田秋声 「のらもの」
...レモンの匂を交えたのもあって...
豊島与志雄 「林檎」
...やつてみると云ふのは?」「品物かい?」「えゝ」「レモン化粧水とか...
林芙美子 「朝夕」
...灯のついたようなレモンの山が...
林芙美子 「新版 放浪記」
...浮きあがったようなレモンの色合のわざとらしさが...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...浮きあがったようなレモンの色合のわざとらしさが悲しいほど嫌味で...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...胡桃ほどの大きさもないレモンだの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ライムかレモンか...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...それで何ほどの代価になりましょう」お登和嬢「タンが六十銭で外の材料を六十銭と見れば沢山ですから先ず一円二十銭位でしょう」小山「その次は何です」第二百四十三 手軽な菓子お登和嬢「その次はレモンのゼリーに致しましょう...
村井弦斎 「食道楽」
...それを皆(み)んな混て一旦(いったん)沸立(にた)たせて布巾(ふきん)で漉(こし)てレモン油を小匙に軽く一杯加えて大きなブリキ鉢かあるいはゼリー型へ入て氷で凍(ひや)し固めます...
村井弦斎 「食道楽」
...これを上等にするとお米から牛乳で煮てレモンかワニラを加えます...
村井弦斎 「食道楽」
...ゼラチンと交(ま)ぜる時レモンとか杏(あんず)の液(しる)とかを加えるとなお美味しくなります」と御馳走よりも講釈が多し...
村井弦斎 「食道楽」
...)翁(おきな)フィレモン(媼に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「レモンを切つて吸ひますと...
横光利一 「火の点いた煙草」
...麦藁(むぎわら)で細い薄手(うすで)の硝杯(こつぷ)からレモン水(すゐ)をば吸ふやうなあまい眩暈(めまひ)を投げに来た...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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