...赤いモロッコ皮の椅子(いす)や長椅子...
芥川龍之介 「開化の良人」
...葉子が薄暗い婦人待合室の色のはげたモロッコ皮のディバンに腰かけて...
有島武郎 「或る女」
...モロッコがわの着物を着ていて...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「いいなずけ」
...アフリカのモロッコ國(こく)の首府(しゆふ)モロッコから三里(さんり)ほど離(はな)れた一部落(いちぶらく)であつて...
今村明恒 「地震の話」
...「俺は嘗つてモロッコ人を三人...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...今夜は朝までに三千法(フラン)勝って坂の上の駒鳥屋(ロパン)で私に一九三三年型の純モロッコの洋杖(ステッキ)と...
谷譲次 「踊る地平線」
...すなわち後の「モロッコ」において純化され洗練されて現われているものが「青い天使」ではまだいろいろの過去の塵埃(じんあい)の中にちらばって現われているような気がする...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...後日「モロッコ」を作る場合にはこの道化師までもみんないっしょに太鼓とラッパの音の中へたたき込んでしまったものと思われる...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...モロッコ革の小箱が空のまま鏡台の上に放置されていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...メスメルとその小桶(訳者注 メスメルは動物磁気研究の開祖)に関するきわめて不思議な記録を赤いモロッコ皮の表紙で金縁にしてとじ上げた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...アイルランドのダブリンで開かれた第二十五回世界ペン大会に出席し、イギリスのエリザベス女王戴冠式を見学した後、三ヶ月ほど、スペイン、モロッコ、フランス、イタリア等を経めぐって帰国した...
火野葦平 「花と龍」
...モロッコ革の深い上靴をはいた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...妾は短い赤い袴(ヂュポン)の下から白い絹の靴下を見せ赤いモロッコ皮の靴を緋色のリボンで結んで...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...そのためにも赤いモロッコ小箱の入手方法を尋ねたのです」「私があの家を監視していると...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...ここの金庫から金王冠と組文字付きのモロッコ小箱を見せましょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...欧州古来もっとも高名な演芸馬(しばいうま)は沙翁と同時のスコットランド人バンクスに使われたモロッコだろう...
南方熊楠 「十二支考」
...背中をソファーのモロッコ革から起す度びに...
横光利一 「旅愁」
...帰国後はアフリカに地位を得ようとしてモロッコに出征したりなどしたが...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
