...うっかりそれを抱えた両手は急に熱を奪われて感覚を失い木乃伊(ミイラ)の手のように収縮したのを感じた...
海野十三 「ネオン横丁殺人事件」
...変った蠅の木乃伊(ミイラ)めいたものであった...
海野十三 「蠅男」
...木乃伊(ミイラ)のように痩(や)せ細った躰(からだ)を石油箱の上に腰うちかけて...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
......
大江鉄麿 「懐」
...これがすなわち数千年後の今日まで残っているミイラである...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...……生きながらにして美しい笑顔をしたミイラにでもなれ...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...古代埃及(エジプト)の木乃伊(ミイラ)は今日すでに研究し尽されておりますが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...彼はミイラにされていたのでなく...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...その屍体はミイラになって付近の山林のなかに見出された...
中村地平 「霧の蕃社」
...吾人がミイラによって埃及人(エジプトじん)を髣髴(ほうふつ)すると同程度の労力を費(つい)やさねばならぬ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ミイラ作成の前段階である内臓摘出は医師によるのではなく...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...どれもこれもいかぬとして今一つの方法はミイラになる事である...
正岡子規 「死後」
...併し誰れかに見つけられて此ミイラを風の吹く処へかつぎ出すと...
正岡子規 「死後」
...少なくともミイラを作った国の人のような...
柳田国男 「海上の道」
...ミイラよミイラの王様お眼ざめだ赤い青いおべべ着て黒いあたまをふり立ててはねたり飛んだりまわったり五ついつまでいつまでもむかしのまんまのひとおどりなんでもかんでも無我夢中やめずにとめずに九(ここの)とうとうとう日が暮れ夜が明けていつまで経(た)っても松の内花子さんも羽子板の姉さんも夢中になって見ておりますと...
夢野久作 「黒い頭」
...その木乃伊(ミイラ)親爺の商売は見世物師(みせものし)なんだそうだ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...だから君があの木乃伊(ミイラ)親爺を殺したホントの経緯(いきさつ)だって知っているんだよ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...ミイラになっているのではないか? ……と思われるほど...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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