...中坂思案外史の名がポツポツ投書欄に見え出した...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...反作用的にポツポツと吐瀉される点にあるのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ポツポツと湯氣が立つて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白い花がポツポツと咲き残るのへ降る雨が...
長谷川時雨 「市川九女八」
...ポツポツ先方(むこう)から知らせてくれて...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...友達に見つからぬやうに夜中になつて下宿の押入れの奥から秘かにこれを取り出してポツポツと打つのが常だつた...
牧野信一 「悪筆」
...暖い部屋で、ポツポツ、ポツポツ針を運んで居るお節を見て、村から村へ使歩きをして居る爺の松の助がちょくちょく立ちよって、親切に慰めるつもりで、伝えふるした様な、評判だの噂さだのを話す事があった...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...毎日暇なときにポツポツ手紙のようなものを書いたのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今頃ポツポツ私たちが上林や善光寺から書いたエハガキなど届き...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これからポツポツ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こうしてポツポツぬかされた生活の鋪道を手入れしてゆくわけでしょうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...沢山の肉を焼く時にはその味を浸込(しみこ)ませるため鉄串(かなぐし)か箸(はし)でポツポツと肉へ孔(あな)を明けてもようございます...
村井弦斎 「食道楽」
...それからポツポツ起きて重箱の中のものを突(つ)ついて夕飯にする...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...銀座あたりの一流どころにもポツポツ見受けられる...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...私が正面している鉄の檻の向うから誰か一人ポツポツと歩いて来た...
夢野久作 「怪夢」
...そこいらの枯れ葉と一緒にポツポツと燃えているうちにケースの中からガソリンが洩れ出したと見えて...
夢野久作 「死後の恋」
...学校を出てからポツポツ研究に取りかからねばならぬ...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...伏見の町には早い灯(あか)りがポツポツ戦(そよ)ぎだしている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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