...金色のコンパクトで...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...そのコンパクト型爆弾で...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...コンパクトなどを持っているのです...
海野十三 「赤外線男」
...まるいコンパクト(おしろい入れ)を出して...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...開けて見ると立派なコンパクトやらクリーム入れやら...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...(指輪の外に、腕時計、ブローチ、コムパクト、頸飾(くびかざり)等々があったことは勿論(もちろん)である)兎に角、何十年も奥畑家に奉公して、奥畑を赤子(あかご)の時から育てている婆やのことであるから、細かいことをよく知っていて、そう云う風に例を引き出すと縷々(るる)として際限がないのであったが、しかし婆やは、自分でも云う通り、妙子を恨んだり憎んだりしているのではなく、いかに奥畑が妙子のために献身的であったかと云うことを立証しようとしている訳なので、お宅の皆さんはほんとうの事情を御存知ないところから、うちの若旦那を大層悪く取っておられ、それで結婚にも反対しておられるように思われるので、一と通りお話するのである、若旦那が勘当されるようになった原因が何処にあるかを考えて下すったら、よもやお宅さんで結婚を許さぬなどと云うことは仰っしゃるまいと思う、と云い、わたしはこいさんを善いの悪いのと云うのではない、若旦那がそれほど打ち込んでおられるお嬢さんなら、わたしに取っても大切なお方であると思っている、ついては何卒(なにとぞ)こいさんが気持を直して若旦那と一緒になって下さるように、皆さんのお力で仕向けて戴きたい、聞けばこいさんは、近頃又好きな人が出来たとやらで、そのためになお若旦那を袖(そで)にする傾きがあるらしいとのことだけれども、それがほんとうなら、若旦那の懐中がそろそろ淋(さび)しくなりかけて来たので、見切りを付けようとしておられるのかも知れない、などとも云った...
谷崎潤一郎 「細雪」
...林五君に・くもりおもたくつひのわかれか名古屋駅夜もなく昼もない地下室の人々車中うらうらここはどこだらう・おべんたうはおむすびをわけてたべておわかれ春風の汽車が汽車を追ひ抜く・関ヶ原は青葉若葉がせまるとトンネル・琵琶湖(ウミ)はまさに春こまやかなさざなみ・初夏のそよそよコンパクトにほふ暮れゆくビルのたかくも飛ぶは何鳥・街のゆうぐれ猫鳴いて逢ひに来たゆく春の夜の水のんで寝た五月十一日晴――曇...
種田山頭火 「旅日記」
...小夜子はコムパクトを帯にはさみながら部屋を出て来た...
徳田秋声 「仮装人物」
...コンパクトとか下駄(げた)とか...
徳田秋声 「縮図」
...手提の中からあわててコンパクトを取出します...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...コンパクトを挾(はさ)みこんで...
林芙美子 「浮雲」
...彼の手にあるのは女持ちの一つのコムパクトであった...
「一本の花」
...高級なコンパクト...
山本周五郎 「季節のない街」
...頬紅と口紅を容れたコンパクト...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...宮子はコンパクトを取り出していった...
横光利一 「上海」
...遠方の樹の間で閃めくコンパクトの面に眼を刺されつつ...
横光利一 「旅愁」
...パシフィック・パクト(太平洋協約)というようなものを造って...
吉田茂 「私は隠居ではない」
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