...バルコンの外の槐(えんじゅ)の梢は...
芥川龍之介 「長江游記」
...草花の鉢を置いたバルコンも見える...
芥川龍之介 「長江游記」
...バルコンに出て見ると...
石川三四郎 「浪」
...「何か御目にかけましょうか」バルコンへ出た時...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...バルコンの礎石が残っている...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...露臺(バルコン)には椅子も一つ二つありました...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...」この脱線の後で彼は語りつゞけた――「私は露臺(バルコン)に凝(じつ)としてゐました...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あんなことを院長が言ってくれなければよかったんだに……」私はその看護婦が大きな花束を抱えたままバルコンの蔭に隠れてしまってからも...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...私はバルコンからはいりながら...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...「向うの方だ」私は無雑作にバルコンの真正面に見える遠い森の方を指した...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...このへんの大概の洋館のようにバルコンがついていて...
堀辰雄 「旅の絵」
...――浴室の先に続くバルコン風の廊下に...
牧野信一 「まぼろし」
...この「バルコン」めきたるところの窓...
森鴎外 「文づかひ」
...葩束を編みながら美しく羞むひとよ夕べバルコンの影の跫音の言葉ならはるかな愛情も匂ふでせう★梢に鴉の喪章はゐない***新しいアアチの青貝路にペンキの響き自転車で春の帽子がかけてくる★樹樹の梯子を登りをりして歌ふものたち***花に飾られた日射しの緑のブランコの優しい肩にのりあなたは空まで駈けあがる★雲がじぶんでドアをあける光りにまじつて小鳥の声もおちてくるやはらかい枝や影がぼくを支へる...
森川義信 「季節抄」
...同二室の街路に面せるバルコンに登り...
夢野久作 「暗黒公使」
...自分は宿のバルコンを掩(おほ)うた蔦紅葉(つたもみぢ)を写生する気に成つて絵の具弄(いぢり)をして居たので観に行(ゆ)かなかつたが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...わたしはバルコンへ出た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...私はバルコンを離れて他(た)の室へ行(ゆ)くのが残り惜しく思はれた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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