...自分ははじめから絶えず東洋の哲学を講じてバランスを保つように努力してきたのであるけれども...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...それにオォルの握(にぎ)りも太く、ブレエドの幅(はば)も広く、艇は遅(おそ)いけれど、バランスがよく、舟足も軽い...
田中英光 「オリンポスの果実」
...主客のバランスの旨く取れてゐない作品乃至評論の多いのを今の文壇に見る...
田山録弥 「スケツチ」
...非常によくバランスのとれた何かの複雑なエンジンの運転を見ているような不思議な快感がある...
寺田寅彦 「映画雑感(※[#ローマ数字7、1-13-27])」
...却って全体をアンバランスにし...
外村繁 「日を愛しむ」
...少なくとも関ヶ原以来のバランスだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...その上うまくバランスをとって構えていないと...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...意識のバランスを失って崩壊したのだ...
萩原朔太郎 「猫町」
......
原民喜 「鎮魂歌」
...すねて見せたり桃の花のバランスをとってみたり...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...あっという間に安定(バランス)を失い...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...芸術との安定したバランスのなかで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...バランスはくずれた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...この甘ったれたさと精神の緊張力とは比例的で互のつよさでバランスしている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...神経にのこされている緊張と光線のバランスとが在る方がいいと見えます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...神経のエクセントリックな衝動とのバランスの意味で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...バランスを求めるこころが...
山之口貘 「詩とはなにか」
...どこかバランスがとれていないといった程度の一病はあった方が...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索
