...同じ寄宿舎にいた信輔は或時彼に真事(まこと)しやかにバイロンも亦リヴィングストン伝を読み...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...……其時は自分はバイロンの轍(てつ)を踏んで...
石川啄木 「葬列」
...むかしバイロンという人は...
太宰治 「困惑の弁」
...バイロンは十八歳で處女詩集を出版してゐる...
太宰治 「猿面冠者」
...これはいづれバイロン卿あたりの飜案であらう...
太宰治 「猿面冠者」
...バイロン卿(きょう)の「シロンの囚人」の詩を思い浮べたりした...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ユーゴーはバイロンよりもいいですね」と...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...涙の谷にさまよひてねぬ夜の夢に驚けばこゝにバイロン血に泣きて「死と疑の子」となのりこゝにシルレル聲あげて「理想は消ゆ」と※ぶなり...
土井晩翠 「天地有情」
...(六)ラマルテーン此處にバイロンを見後日當時を追想して「人間」と題する沈痛悲壯の詩を詠ず...
土井晩翠 「天地有情」
...一 鴎外先生若き頃バイロンの詩を訳せらるるに何の苦もなく漢字を以て韻(いん)を押し平仄(ひょうそく)まで合せられたり...
永井荷風 「小説作法」
...(バイロンの「マンフレッド」を読んで...
久生十蘭 「魔都」
...かの「世界語」の終りに載せた世界語既刊書目を見ても分るが、既にシェークスピヤのハムレットもエスペラントの飜訳になつてゐる、ヂッケンスのクリスマス、キャロルも飜訳になつてゐる、ハイネ、ゲーテの詩も飜訳されてある、バイロンも、プーシキンも、トルストイもシンキーウ※チも飜訳されてある、私が曾て苅心(かるしん)と署名して四日間といふガルシンのスケッチを反訳して新小説に出したことがあるが、あんなものまで最(も)う反訳されてある...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...求めずしてバイロンの詩想と合致するを得て...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...バイロン男爵の若き頃を思い起こさせた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...つぶやいた「君のハレムには母はゐなかったのかねえ!」このことばと同時にバイロン卿は惨然として額をこすったハイネ君の恐れてゐたことがとう/\現実にやってきた北方の海賊は南方の墓守の肩をたゝゐたそしてその瞬間クリスマス・カロルの合図のように二人はぱっと消えてしまった僕は立ち上りこうしたレジングの亡霊どもに対して宣告した「きみら敗北と屈辱との二つの精霊高く...
槇村浩 「長詩」
...叙情詩を作ることバイロン等が如きものは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...Prisoner of Chillon ! バイロンを讀んだもので...
吉江喬松 「山岳美觀」
...一人が女優らしく胸を張ってバイロンの大洋の歌を独吟しては泣き出す...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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