...彼等はデカダンスの古沼に身を沈めながら...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...それを忌むべきデカダンみたいに見る...
高見順 「いやな感じ」
...秋・女人訓戒・座興に非ず・デカダン抗議」「俗天使」「花燭」昭和十四年五月に「愛と美について」さうして...
太宰治 「『老ハイデルベルヒ』序」
...デカダン生活とやらをお続けになっていらっしゃるのでしょう...
太宰治 「斜陽」
...かれは自分の辛い恐ろしいデカダンの生活を思ひながら...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...デカダンはデカダンと相食(あひは)んでゐる...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...自然主義、デカダン、ニヒリズム――すべて舶来の近代思想などいうものにロクなものはない...
辻潤 「ふもれすく」
...「ヴォージュ山の彼方(かなた)のビザンチン式な頽廃的(デカダン)な共和国」にあまり心をひかれなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...美人が横向きになって手拭を使っているんです」「そいつは少しデカダンだね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...げにや新人のモツトオに觸れデカダン樂派の新星グリークがピアノの律に啜泣く定家卿選歌の心ばかり世にあはれ深きはあらじかし...
萩原朔太郎 「短歌」
...僕は気質的にデカダンスを傾向した人間である...
萩原朔太郎 「ニイチェに就いての雑感」
...多少デカダンに陥りていこそすれ...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...ここにおいて足利時代の京都文明は古典的見地からしていえば鎌倉時代のそれよりもさらにデカダンの趣を加えているのにかかわらず...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...そして我々の周圍には恐るべき誇張とデカダンスとの作品が積み重ねられてゐる...
堀辰雄 「レエモン ラジィゲ」
...流行には同じようなデカダンスがないであろう...
三木清 「人生論ノート」
...というようなデカダンス文学が生れた...
宮本百合子 「新しい文学の誕生」
...文明人種の中でも最高級に属するデカダン趣味を...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...も早やこれはデカダンではない...
横光利一 「欧洲紀行」
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