...モーいつの間(ま)にやら一人(ひとり)の眩(まばゆ)いほど美(うつく)しいお姫様(ひめさま)がキチンと設(もう)けの座布団(ざぶとん)の上(うえ)にお坐(すわ)りになられて...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...キチンと畳まれた紙片が置いてあったが...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...夫は学生時代からそれはもうお話にならんキチン屋のガリガリ屋で...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...その前の床柱に凭(もた)れてキチンと坐っているのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...粗末ながら身扮がキチンとしているくせに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...火鉢を挾(はさ)んでキチンと坐つたところを見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それはささやかな仏壇の前に、キチンと坐って、一心不乱に読経(どきょう)している、輪袈裟(わげさ)を掛けた切髪の女の後ろ姿ではありませんか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...キチンとおなじに食べつけているので...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...もの悲しいほどキチンとかたづいていて...
久生十蘭 「あなたも私も」
...キチンキチンとウィルソンから取りあげていたんだって? あたしのほうには...
久生十蘭 「あなたも私も」
...手早く茶碗を洗ってキチンと食器棚の中へ並べる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...フロリダキチンでビフテキ食ひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...フロリダキチンで食事して十一時半帰宅...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...人見勉がタタミの部〔分〕にキチンと坐り...
三好十郎 「その人を知らず」
...彼のキチンと坐つたズボンの膝と膝の間の僅かなスキマの床板が點々とぬれている...
三好十郎 「肌の匂い」
...皆キチンとした制帽を冠っている...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...両手をキチンと膝に置いた貫碌(かんろく)のある見構えに変った...
夢野久作 「斬られたさに」
...世間がみなキチンと暮してゐたせゐもあらう...
吉川英治 「折々の記」
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