...唯幸ひにこの諷刺家は今を距(さ)ること二百年ばかり前に腸加答児(カタル)か何かの為に往生した...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...この娘が同じカタツムリの仲間であることが...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「幸福な一家」
...活字ダケヲカタカナニスレバヨイトイウノダ...
伊丹万作 「カタカナニツイテ」
...近所では『井上ほど商売熱心なカタブツはない』との評判だったが...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...カタ、カタ、カタ、カタ...
海野十三 「恐怖の口笛」
...カタパルトから飛び出すことは知っているが...
海野十三 「空襲葬送曲」
...どこかでカタンと妙な音がしました...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...「丸万なら、いやか」「砂馬に行かせればいいだろう」「俺があんたに貰いさげを頼みたいのは、重野という男だ」「どういう素姓の奴だ」「奴はボルで、俺のカタキだが、あれじゃ、いかにも可哀そうだ」「ボルとは赤のことか...
高見順 「いやな感じ」
...カタリナは眼を円くしながら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...尤もあの人等は、革命で散々苦労しぬいてるよって、案外平気かも知れんけど」「露西亜(ロシア)で生れて、上海(シャンハイ)で育って、日本へ流れて来た思うたら、今度は独逸から英吉利へ渡るねんな」「英吉利嫌いのお婆ちゃん、又御機嫌(ごきげん)が悪かったやろうな」「『わたし、カタリナ、いつもいつも喧嘩(けんか)します...
谷崎潤一郎 「細雪」
...でもまあカタリナのような女もあるのに...
谷崎潤一郎 「細雪」
...蜥蜴のカタミは何も無い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...米代のカタにとられたり...
火野葦平 「花と龍」
...広い家の中はカタリともせず真夜中のように寂(しず)かであった...
松本泰 「日蔭の街」
...カタビラと名づけた理由はまったく一方山に拠(よ)り一方は田野を控えているためにすなわち片平というのであろう...
柳田國男 「地名の研究」
...何としてもワランジカタシとは聞えなかったからである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...しまいには入口からノッソリ這入ってお出でになる態度を見ただけでもアラカタ見当が附いて来ます...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...彼はユカタン半島を廻ってタバスコ河まで行ったが...
和辻哲郎 「鎖国」
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