...その中から一般民衆の間に漏れ広がったのは実に言うにも足りないわずかな小部分にすぎなかった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...再びわずかな烏合(うごう)の衆を引き連れてノルウェーへ攻め込むあたりからがなんとなく心にしみている...
寺田寅彦 「春寒」
...わずかな残金を食物の代に費やしたのか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の最後のわずかな誇りとしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...だれのためにもなんのためにもわずかな危険さえ冒したがらない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...散り残ったわずかな椋の葉が...
豊島与志雄 「狸のお祭り」
...しかし今日はほんのわずかな臭いしか感じられない...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...わずかな手荷物で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...わずかな笑ひ声にも...
牧野信一 「早春のひところ」
...女の歌い手になって出たらどうなの? そしてなにか踊って見せたら?」このわずかな言葉の効果は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...知の持主はわずかな選ばれた者に限るからである...
柳宗悦 「工藝の道」
...わずかな開拓にもこれに伴のうて民居を創設し...
柳田國男 「地名の研究」
...わずかな距離を隔てて似たような三つの事件が起りしかもそれぞれ状況を異にして...
柳田国男 「山の人生」
...それがわずかな身動きのたびに...
柳田国男 「雪国の春」
...たしかにわずかな時間差だった...
吉川英治 「私本太平記」
...館の前の“駒つなぎ桜”はもうわずかな日のうちに散り褪(あ)せていて...
吉川英治 「私本太平記」
...わずかな間に、げっそりと衰えた塙郁次郎は、やがて、軍鶏籠(とうまるかご)の人となった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...貨幣価値が銀行が買入れるべき価格と売出すべき価格とのほんのわずかな差額以上に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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